2020.07.10
弊社はこのほど、重症患者の割合を見える化するデータ分析サービス「看護必要度モニタリング」を開発。先行リリース企画として、経営分析システム「病院ダッシュボードχ(カイ)」のユーザーおよび「新型コロナ影響分析レポート」の参加病院に向けて、8~9月の期間限定で無償提供することを決めました。
重症患者割合は、2020年度診療報酬改定での施設基準の厳格化に加えて、各厚生局へ提出する資料を作成する際のデータソースが変更されました。現在、この資料作成の対応に追われている病院も少なくないのではないでしょうか。直近では2020年9月末までに、新制度での重症患者割合の提出を義務付けられています。
こうした状況を受け、弊社では医療機関特別支援企画である「新型コロナ影響分析レポート」の中で、「看護必要度モニタリング」を活用したレポート「看護必要度レポート」を追加。この中で記載された重症患者割合のデータは、各厚生局へ提出する資料へそのまま活用することができます。
「病院ダッシュボードχ」のユーザーおよび「新型コロナ影響分析レポート」の参加病院であれば、追加の手続きやデータ提出の必要なく、「看護必要度モニタリング」の機能を8~9月のレポートから無償で体験いただくことが可能です。無償で提供している「新型コロナ影響分析レポート」への参加がまだの病院関係者の皆様は、この機会にぜひ、以下の「無償レポートの内容を確認」をクリックして詳細をご確認ください。また、看護必要度のデータ分析による経営改善の事例にご興味のある方は、「お役立ち資料を読む」をクリックして資料をダウンロードしてください。
「看護必要度モニタリング」は、弊社が提供する病院向け経営分析システム「病院ダッシュボードχ」の新サービスです。EF、Hファイルをセキュアな状態で弊社へ送付すると、翌日反映で重症患者割合をインターネット経由で確認できるようになります。厚労省へ提出するデータはすべて網羅されているほか、診療科・病棟別、時系列(月・日別)の切り口でデータを確認することができます(図表)。
危機的な状況が続く中、弊社は病院経営への新型コロナの影響を可視化するため、「分析レポート」と「分析ソフト」(「病院ダッシュボードχ」の一部機能)を緊急特別企画として無償提供しております。レポートの読み方を解説する無料オンラインセミナー(詳細はこちら)や、「第2波の備えはできているか」など病院へのアンケート調査結果も併せてお届けします。
さらに今回、8~9月にお届けするレポートの中には、新たに「看護必要度モニタリング」を活用して重症患者割合を見える化する「看護必要度レポート」も追加で掲載することが決まりました。
経営分析に有用な医療ビッグデータの一つである「DPCデータ」を活用したレポート・ソフトであるため、サービスの提供対象はDPCデータを提供している病院(データ提出加算病院)に限りますが、この機会に是非、参加をご検討ください。
「看護必要度モニタリング」は、弊社が提供する看護必要度関連の最新サービスです。
弊社は2009年7月に滋賀医科大学医学部附属病院看護部と共同で「看護必要度に関する研究」を開催。看護必要度のデータ精度を向上するためのコンサルティングサービスを提供してきました(サービス詳細はこちら)。
2016年4月には、これまでの看護必要度コンサルティングのノウハウを活かし、「病院ダッシュボードχ」のオプション機能として「看護必要度分析」をリリース(サービス詳細はこちら)。他病院のデータ精度や重症患者割合と比較できるベンチマーク分析などを通じて、看護必要度の改善活動を支援してきました(以下に紹介動画)。
「看護必要度モニタリング」は、既存サービスの「看護必要度分析」が退院症例をベースに月単位で課題を発見、改善を探るサービスであるのに対して、データ受領後の翌日に「今」のデータを確認できます。ベンチマーク分析や症例単位での分析には対応していませんが、定期的な重症患者割合のデータ確認や、各厚生局へ報告するためのデータ作成などを強力に支援します。
「新型コロナ影響分析レポート」への参加で、8~9月の期間限定で無償利用できるため、この機会に是非、お試しください。
広報部 | |
事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。 |
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