2022.11.04
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)のコンサルタントでシニアマネジャーの湯原淳平がこのほど、社会福祉法人恩賜財団済生会の経営幹部228人が集結した経営会議で、診療報酬改定をテーマに講演したのでお知らせします(写真※以下と文末いずれも済生会福岡総合病院提供)。
湯原が講演したのは、10月28日開催の「令和4年度 第1回 全国済生会病院長会 経営管理会議」(会場:ウェスティンホテル大阪、事務局:済生会福岡総合病院)。全国済生会の病院長、事務長、看護部長など経営幹部が一同に集結。これまで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で対面会議の開催が困難だったため、久しぶりの幹部集結の機会となりました。
経営会議では、理事長挨拶の後に湯原が講演。講演テーマは「22年度診療報酬改定対策の状況、24年度同時改定に向けた急性期から慢性期までの経営戦略」。論点を(1)地域を取り巻く制度の流れ(2)診療報酬改定と対応状況(3)地域連携と集患のあり方――の3つに絞り、GHCコンサルティングの豊富な事例を交えながら具体的な経営改善の進め方について解説しました。
講演した内容について湯原は、「診療報酬改定対応は、変わった点を明確にし、担当を決め、算定を狙うか否か、いつまでに何を算定するか明確なゴール設定が大切です。新設・変更の診療報酬に対応するだけではなく、次を見越して動くこと、制度が十分に対応できていない点を見極めて、どのように向き合っていくのかの判断も必要」としています。
湯原の講演後、済生会6病院の院長による改定対応の取り組みが発表されました。
同会議へ出席後、湯原は「新型コロナ感染症対応だけではなく、光熱費高騰の影響で経営が厳しくなる中、全国の済生会病院の取り組みを具体的に知ることができる場はとても貴重であり、全国にネットワークを持つ済生会としての大きな強みだと感じました」とコメントしています。
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