2020.11.26
コロナ禍の医療ビッグデータ分析で、メディアが報じる「医療崩壊」とは全く異なる真実が浮き彫りになった――。
新型コロナウイルス感染拡大期における独自の医療ビッグデータを用いて、今後の病院経営や医療提供体制の課題を探る新刊『医療崩壊の真実』の刊行が決定しました。発売日は2020年12月23日です(予約販売はこちら)。
著者は、当社代表の渡辺さち子とアキよしかわ。日本病院会の相澤孝夫会長との対談も掲載します。
緊急事態宣言の発令を受けて、新型コロナと日々闘う医療関係者の皆様に、当社が何かできることはないかと考えました。導き出されたのは、危機的な病院経営のご支援を目的とした「新型コロナ影響分析レポート」と「分析ソフト」の無償提供でした(関連ニュースリリースはこちら)。
新型コロナ影響分析レポートは、最大で全国700を超える医療機関のデータを用いてまとめました。6~9月の4か月間、レポート作成を通じて浮き彫りになったのは、メディアが報じる「病床が逼迫して医療崩壊する」とは全く異なる真実でした。
問題は、日本全体の病床数そのものではなく、病床機能や専門医などの医療資源にかなりのミスマッチがある、ということでした。
大反響だった新型コロナ影響分析レポートをベースに、新たに分析した追加データを多数加えるとともに、日本病院会の相澤孝夫会長にもご登場いただいた本書の構成は、以下の通りです。
<はじめに>
新型コロナが日本医療で浮き彫りにしたもの
<第1章>
新型コロナウイルスが病院に及ぼした破壊的影響
<第2章>
コロナ前から日本医療は「崩壊」の危機だった?
<第3章>
需要と供給のミスマッチ、「医療崩壊」を避けるためには
<第4章>
「日本病院会」相澤孝夫氏対談
「医療と介護を存続させるための解決策」
『医療崩壊の真実』の刊行前後に、関連情報を随身、発信いたします。新型コロナ影響分析レポートの最新版のほか、相澤会長との対談の抜粋、そのほかインタビュー企画なども予定しています。予約販売はAmazonで受付中です(該当ページはこちら)。
広報部 | |
事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。 |
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