2019.04.10
◆特集
1割の病院が年間600万円以上の減算!? ~外泊から考える「自院の本当の姿」とは~
DPC制度下では、その制度の特徴を踏まえて、取り組むべき事項があります。この「当たり前」ができていない病院では、DPCによる恩恵を十分に受けることができず、日々の診療が経営に十分貢献できていない状況が生じています。
本号では、数ある「当たり前」の中から「外泊減算」に注目し、その経営的なインパクトと改善に向けたポイントについて解説。本号における分析を通じて、年換算600万円以上の減算になっていた医療機関が1割以上―という驚くべき事実が明らかに…! 経営戦略に携わる方は、必読です。
◆「病院ダッシュボードχ」ワンポイントレッスン
マーケット分析で、最新の公開データを分析する
2月に厚生労働省から平成29年度DPC導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告が公開されました。
病院ダッシュボードχのマーケット分析では、3C分析(自病院・市場・競合)を行うことが可能です。その競合分析と市場分析において同公開データを用いていますが、今回のデータからパワーアップした機能を追加しましたのでご紹介します。
◆コンサルタントのつぶやき
1年の成果
全国各地の医療機関の経営を支援するGHCのコンサルタント。彼らが病院経営の現場で見聞きした興味深い情報をつぶやきます。
※※メディ・ウォッチ・ジャーナル4月号はこちらから閲覧できます※※
メディ・ウォッチ・ジャーナルは、携帯電話でも閲覧することが可能です。移動中などのすき間時間を活用して、ぜひアクセスしてみてくださいね!
【「メディ・ウォッチ・ジャーナル」とは】
「メディ・ウォッチ・ジャーナル」は、
GHCの専門コンサルタントが責任編集する記事を、
ウェブ上の会員サイトもしくはPDFで閲覧できる情報サービスです。
メディカル・データ・ビジョン(MDV)とGHCが共同開発したDPC分析ソフト「EVE」、
GHCが独自開発した高度急性期病院の4割が導入する多機能型病院経営分析システム
「病院ダッシュボードχ(カイ)」のいずれかをご利用の病院のご担当者様であれば、
無料で一病院何人でも登録してご利用いただくことができます。
記事では、主に以下の3点の価値を得られます。
◆ベンチマーク分析での自院の立ち位置が確認できる
◆他院の状況が分かる
◆データ分析の専門家がデータ検証し、示唆が提示される
※※アクセス方法やアクセスに必要な情報がご不明の方はこちらをご参照ください※※
中村 伸太郎(なかむら・しんたろう) | |
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コンサルティング部門マネジャー。東京工業大学 大学院 理工学研究科 材料工学専攻 修士課程卒業。DPC分析、財務分析、事業戦略立案、看護必要度分析、リハ分析、病床戦略検討などを得意とし、全国の病院改善プロジェクトに従事。日本病院会が出来高算定病院向けに提供するシステム「」の社内プロジェクトリーダーも務める。 |
湯原 淳平 (ゆはら・じゅんぺい) | |
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コンサルティング部門シニアマネジャー。看護師、保健師。神戸市看護大学卒業。聖路加国際病院看護師、衆議院議員秘書を経て、GHC入社。社会保障制度全般解説、看護必要度分析、病床戦略支援、地域包括ケア病棟・回リハ病棟運用支援などを得意とする。日本経済新聞や週刊ダイヤモンドなどメディアの取材協力も多数。総務省 経営・財務マネジメント強化事業アドバイザー。 |
冨吉 則行(とみよし・のりゆき) | |
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コンサルティング部門シニアマネジャー。早稲田大学社会科学部卒業。日系製薬会社を経て、GHC入社。DPC分析、人財育成トレーニング、病床戦略支援、コスト削減、看護部改善支援などを得意とする。多数の医療機関のコンサルティングを行うほか、GHCが主催するセミナー、「病院ダッシュボードΧ」の設計、マーケティングを担当。若手コンサルタントの育成にも従事する。 |
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