2025.01.16
「Gem Med」を運営するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、無料の経営分析レポート「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」を毎月提供しています。病院経営の専門コンサルタントが旬なテーマを選び、詳細なデータ分析の結果に基づいて記事を執筆。「EVE」、「病院ダッシュボードΧ (カイ)」、「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCのコンサルティングサービスをご利用病院が無料提供の対象です。
1月10日発行の「LEAP JOURNAL」で掲載した特集企画【病床の使い⽅を再度⾒直そう!重症者等療養環境特別加算】のサマリーを以下に紹介します。
【目的】
今月号は、病床規模や病院機能に関わらず算定できる「重症者等療養環境特別加算」に注目し、同加算の算定状況や稼働率、算定ポテンシャルなどをベンチマーク分析。分析結果から、同加算を有効活用し、病床を運用するポイントをまとめました。
【方法】
以下について分析しました。
(1)加算種類別の算定状況
(2)「個室」算定病院における病床規模別の稼働率と最大病床数
(3)予定、緊急入院別の疾患別算定割合
(4)算定ポテンシャル
【結果】詳細はLEAP JOURNALにて
(1) 個室のみ算定498病院(48.1%)、 2⼈室のみ算定69病院(6.7%)、 両⽅算定208病院(20.1%)、両⽅未算定261病院(25.2%)
(2) 200床未満では稼働率中央値:50.4%、病床数中央値:4.0床に対して、400床以上では稼働率中央値:78.0%、病床数中央値:21.0床
(3)予定入院で多かった症例は「結腸の悪性腫瘍や膝関節症の⼿術あり」で約10%が入室
(4) 年換算500万円以上の増収は100施設以上存在
【考察・結論・提言】
「重症者等療養環境特別加算」等のような一般病床の入院料にプラスして出来高金額算定ができる病床の有効活用を検討し、稼働状況、⽬標値等を現場から経営層まで共有することが収益の⾯からも医療の質の⾯からも重要。
【「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」について】
・GHCとメディカル・データ・ビジョン社(MDV)が共同開発したDPC分析ソフト「EVE」ユーザーへのサービスの一環として2008年に創刊した経営分析レポート
・「病院ダッシュボードΧ (カイ)」や「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」、GHCコンサルティングサービスをご利用いただく病院は無料で購読できる経営分析レポート
・GHCの病院ベンチマーク参加病院数は国内最大。たとえばがん診療連携拠点病院では施設数、症例数共に6割を超え、より高い精度のベンチマーク分析が実現可能であり、まさに究極のベンチマーク
・病院経営の専門コンサルタントが執筆し、▼経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」▼経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」—の2つのコンテンツで構成
・新規お申し込みは「新規お申込み 」より
「 LEAP JOURNAL(リープ・ジャーナル)」本体を読んでみたい」と思われた病院は、是非、GHCの病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧ (カイ)」または無料病院経営支援ツール「病院ダッシュボードΧZERO(ゼロ) 」をお申込みください。
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