外来収益は、医業収益の2~3 割を占めます。急性期病院にとっても、外来診療の効率化は、軽視できない問題です。外来診療が負担になっていませんか?他病院と比較したことはありますか?「外来(診療)分析機能」では、外来診療の現状把握、疾患別の分析、外来診療の効率化、外来単価の向上を支援します。
DPCデータ(EFG)を用いて分析を行います。単価、症例数、収益全体、初診の割合等を診療科単位だけでなく、疾患単位にまで落とし込んで分析を行うことができる、他にはない外来分析手法を用いています。左図表は「外来俯瞰分析」の画面。外来の経営重要指標を俯瞰し、自病院の立ち位置が分かります。
外来俯瞰分析外来の経営重要指標を俯瞰。ベンチマーク分析で自病院の立ち位置を把握し、目標値の設定に役立てます(上図)
単価階級分析診療科別・疾患別に低単価・高単価の割合を把握。他院と比較することで改善項目の優先順位を決定する目安を示します(下図)
外来稼働分析診療科・曜日別に外来の稼働を把握。この枠にはどのような疾患が多いのかを深掘りできます(下図)
診療行為分析ベンチマーク分析で自院の単価が低い要因を分析。単価向上の足がかりを発見します(下図)
外来の約3 割は単価が低く、その収益に対するインパクトは4-5% です。その疾患は何か、逆紹介対象疾患は何かを把握することが重要です。
初診は同規模病院と比較してどうか、外来数自体が多くないか、外来自体の見直しと目標設定を行うことが可能です。
他病院との単価の違いは何か、疾患単位で行為一つ一つに過不足ないか、ベンチマークを行います。