マネジメント人材の育成支援（経営分析トレーニング）

マネジメント人材の育成支援とは

病院大再編時代において、自病院の現状を正確に理解し、周辺地域の状況を踏まえて中長期的な経営戦略を策定できる人材は欠かせません。病院経営は今、骨太な戦略なくして成り立たなくなってきたためです。医療の質向上を大前提とした上で、幅広い視点で戦略を練り、院内を動かすことができる人材が必要です。最も重要な課題に気づき、的確な改善策を示すために必要な医療ビッグデータを読み解く能力も求められます。

なぜ、マネジメント人材の育成支援にコンサルティングが必要なのか

院内でマネジメント人材を育成する上で難しいことは、自病院の前例や経験則から抜け出せないことです。他病院がどのような視点で経営改善し、そのためにはどのような能力が必要なのかを、より多く知ることが得策と言えます。また外部の第三者が育成を支援することで、これまで院内では気づけなかった改善点を発見できたり、言いづらかったことを代弁させることなども可能です。

当社のマネジメント人材の育成支援コンサルティングの強み

わたしたちは、医療の質も落とすことがないことを大前提としたマネジメントができる人材を育成します。そのためには、これからの持続可能な医療提供体制を念頭に置き、前例にとらわれない思い切った経営改善を推進してきた病院の事例を知ることが欠かせません。院内を動かすことができるデータを扱うことができるデータサイエンティストとなり、各部門の責任者たちに行動変容を促せるファシリテーターとして活躍できるまでを支援いたします。

当社のマネジメント人材の育成支援コンサルティングの特徴

特徴 01

データを軸に議論できる人材を育成

DPC対象病院の経営支援を専門とするコンサルタントが講師となり、その確かな実績と培われたノウハウの下、国内最大規模のベンチマークデータを用いて、データを読む力を養うことができます。データを軸に議論する力も養えます。

特徴 02

トップランナーの事例に基づいた提案

DPC制度創設前から、国内のトップランナーの病院へコンサルティングを行い、ノウハウを培ってきました。米国流の視点も盛り込まれています。データ分析から導き出す課題に対して、圧倒的な量の知見とノウハウで、最適な戦略を導き出せるようになります。

特徴 03

分析より戦略立案に時間割けるシステム

経営の課題を瞬時に示し、改善ポイントも明示する「病院ダッシュボードχ」を用いることで、時間のかかるデータ分析業務を大幅に減らすことが可能です。いち早くデータに基づいた課題を発見できるため、今まで以上に戦略立案に時間を割くことができます。

お取引実績

岐阜県総合医療センター

NTT東日本関東病院

市立砺波総合病院

マネジメント人材の育成支援までの流れと期間

1～2回

STEP.01▶ 基礎調査

【病院】会議への参加

【当社】ヒアリングを通じて、希望するテーマや方向性、訪問頻度のすり合わせ
1～2回

STEP.02▶ メンバー選出

【病院】プロジェクトメンバー（副院長クラスの経営幹部あるいは現場の若手分析者など※その両方も可）の組成

【当社】ご希望のテーマや方向性に基づき、メンバー選出の助言
半年～1年など

STEP.03▶ トレーニングの実施（経営幹部の場合）

【病院】「月1回の会議を半年」など事例によって異なるが、経営幹部が会議へ出席

【当社】経営幹部と当社コンサルタントが直近のデータ分析をもとにディスカッション。経営課題の解決方法を一緒に検討します
半年～1年など

STEP.04▶ トレーニングの実施（若手分析者の場合）

【病院】「月1回の会議を半年」など事例によって異なるが、若手分析者がトレーニングプログラムへ参加

【当社】「分析基礎知識レクチャー」「手法レクチャー」「実践トレーニング」などのデータ分析および分析結果を具体的な施策に落とし込むさまざまなノウハウを丁寧に解説します