2022年05月18日
【※2024年4月23日更新】
「院内の経営課題の発見に時間がかかる…」
「課題は分かったものの改善方法が分からない…」
病院の経営幹部や経営企画部門の方々からよく、このようなお悩みをお聞きします。具体的な課題発見や改善活動の進め方は各病院の状況によりますが、最初の一歩を踏み出したいという方にはまず、当社が発行する無料経営分析レポート「LEAP JOURNAL」の購読をおすすめしています。
「LEAP JOURNAL」の強みは何であり、どのように使っていけばいいのか。本稿ではそのポイントについて、3分で読了できる分量でご説明いたします。
「LEAP JOURNAL」は、当社のコンサルティング先や「病院ダッシュボードχ」および「EVE」をご利用中の病院であれば、無料で購読できる経営分析レポートです。上記の条件にあてはまる病院はまず、「LEAP JOURNAL」に新規登録してみてください。
「LEAP JOURNAL」は会員制のウェブメディアで、画面閲覧だけではなくPDFをダウンロードして閲覧することもできます。毎回、病院経営の専門コンサルタントが記事を執筆。旬で経営に大きな影響を及ぼすテーマを取り上げる「特集」、経営課題の発見方法や課題の改善手順などを指南する「ワンポイントレッスン」の二大コンテンツで構成されています。毎月10日に発行(土日祝祭日の場合は翌営業日)します。
例えば、2024年4月号の特集では、『衝撃改定にどう対応?救急医療管理加算2「その他の重篤な状態」5割以上で加算半減』と題して、2024年度診療報酬改定で見直された「救急医療管理加算2」の影響をデータ分析しました。改定の基本方針をしっかりとおさらいした上で、最大で1000病院以上のデータを用いてベンチマーク分析。その結果を踏まえて、専門コンサルタントがデータの読み方やデータに基づいた改善活動の方向性を示すという内容になっています。
ベンチマーク分析を軸に、「LEAP JOURNAL」には3つの強みがあります。
まず、自病院の立ち位置が分かります。以下の図表は重症度関連のデータをベンチマークしたものですが、縦軸に重症度、横軸に各病院が並んでいます。つまり、各病院の重症度を示す縦の棒グラフが横にズラッとならんでいる状態です。自病院がこの中のどこに位置づけられているのかを確認することで、平均よりも上なのか下なのか、下だとした場合、どれくらい平均と差があるのかが一目瞭然です。
こうしたベンチマーク結果の図表の多くは、記事内に掲載しています。さらにこうした図表の具体的な数値一覧についても巻末資料として公開しています。セキュリティを十二分に考慮し、各病院の数値は他病院には分からないように病院IDに紐づいて示されます。
このようなデータ分析の結果を知ることで、自病院の立ち位置を知るとともに、2つ目の強みである「他病院の状況についても把握」できます。他病院の状況と比較することで、平均と比べてどうなのか、トップレベルの病院の数値はどれくらいなのかなどが分かり、課題の発見や改善項目の決定を大きく後押しします。
これだけでも大きな価値ですが、最後の3つ目の強みである「データ分析の専門家による示唆が提示される」という点も重要です。「LEAP JOURNAL」は経営分析レポートなので、データ分析の結果だけではなく、そのデータに基づいた専門家の解説が記載されています。例えば、重症度ということで急性期病床の話題に終始するのではなく、それが地域包括ケア病床にも影響する可能性があれば、しっかりとそちらへも話題を振り、何に着目し、どうアクションすべきなのかも解説します。
以下は直近の特集とワンポイントレッスンのタイトルです。ご興味のあるテーマがありましたら、是非、新規登録して記事をチェックしてみてください。
塚越 篤子(つかごし・あつこ) | |
コンサルティング部門シニアマネジャー。看護師、助産師、経営学修士(MBA)。10年以上の臨床経験、医療連携室責任者を経て、GHC入社。医療の標準化効率化支援、看護部活性化、病床管理、医療連携、退院調整などを得意とする。全国の病院改善事例多数。若手の育成や人事担当なども務める。「」編集長。 |
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