2007年02月21日
築400年の城のなかへ…
本日の出張先は、火の国・熊本。熊本と言えば、馬刺し、辛子れんこん、いきなり団子、阿蘇山、黒川温泉…と名物・名所が色々ありますが、なんといっても一番は熊本城! 名古屋城、姫路城とともに日本三大名城の一つにも数えられます(一部、姫路城ではなく大阪城という説もあり…)。なんと、今年がちょうど築城400年。というわけで、”築城400年祭”を控える熊本城に潜入してきましたので、そのレポートを…。ではなく、城内に居を構える、国立病院機構熊本医療センターを訪問しました! と言いつつ、ちょっとだけ熊本城ミニ知識を…。1607年に加藤清正によって建てられた熊本城。現在、その周囲は5.3㎞だそうですが、当初は12㎞にも及んでいたそうです(タクシー運さん情報)。広大!
で、ようやくですが、国立病院機構熊本医療センターといえば、クリティカルパスの草分け的存在として有名です。最近では、大腿骨頚部骨折の連携パスも注目を集め、新聞・雑誌等で取材記事を目にします。今回は、日本医療マネジメント学会主催「平成18年度第2回クリティカルパス実践セミナーin熊本」(21・22日の2日間)が同センターで開催され、その1コマで渡辺がプレゼンを行いました。
同セミナーの特徴は、なんといっても、「実践」というタイトルのとおり、実際にクリティカルパスを作成するグループワークを設けていること。参加者同士、ディスカッションをしながら作成するため、クリティカルパスの作り方のみならず、他院の考え方・方針を知る機会にもなっているわけです。
このほか、第1日目にあたる今日は、国立病院機構熊本医療センター研修部長・清川先生による講演や、福井総合病院の勝尾副院長による「バリアンス分析について」の講演、そして国立病院機構熊本医療センターのクリティカルパス研究会も。渡辺は、同研究会内の1演目として、「クリティカルパス改良のためのDPCデータの解析 -DPC分析ツール「EVE」による-」をテーマに話しました。
今回は時間の都合で、われわれは、勝尾先生の講演と研究会のみの参加でしたが、クリティカルパス・バリアンス分析における第一人者である勝尾先生の話は「バリアンスの分析によって質の向上を!」という明確なメッセージで、また研究会では430ものクリティカルパスを有する国立病院機構熊本医療センターの様子を垣間見られ、貴重な体験となりました!
実践セミナー2日目には、グループワークの成果発表のほか、国立病院機構熊本医療センター統括診療部長でありクリティカルパスの大御所・野村先生による講演「地域連携クリティカルパス」、同外科部長&ITのプロ(天は二物を与えた)片渕先生による講演「電子カルテクリティカルパス」も。ちなみに、野村先生、片渕先生のお2人には、このブログ用に、クリティカルパスをテーマにお話をうかがいました。また後日掲載します!
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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