GHCブログ

2007年03月08日

番外編●工藤高 お師匠

「竹をレーダー光線で割ったような?」



 GHCメンバーが“お師匠”と慕い、頼りにしているのが、工藤師匠こと、メディカル・マネジメント・オフィス代表の工藤高氏。河北総合病院医事係長や亀田総合病院分院の医事科長など18年間の病院経験を経て独立。現在は、コンサルタント、原稿執筆、そして関東学院大学大学院などでの非常勤講師と幅広く活躍しつつ、昨年12月にはGHCの顧問に就任いただきました! 「ホンマもののプロ」(渡辺談)であるにもかかわらず、いつも謙虚な工藤氏に、GHCとの出会い秘話など、こっそり聞きました。

――まずはGHCとの出会いから…。

 去年の9月か10月ころ、私が顧問をやっている病院にGHCがプロモーションにきたのがきっかけ。

――最初の印象は?

 後日、アキさんと渡辺さんと3人で食事をしたんですが、そのときにすぐに意気投合したんですよ。印象は、最初から同じ。渡辺さんは、竹をレーダー光線で割ったような、切れ味の鋭い感じで(笑)。あと20年もすれば、大阪の道を自転車に乗ってチリンチリンって鳴らしながら走っているんじゃないかと…。  アキさんは、ジーパンに伸ばしっぱなしのボサボサの髪で現れて…(笑)。ただ、年が同じで、どちらもロック好きということで、音楽話で盛り上がったんですよ。まったく同じテレビや音楽の影響を受けているので。まぁ、年を聞く前は、もっと年上だろうと思っていたんですけどね(笑)。  そんなわけですぐに打ち解けて、「じゃぁ、顧問に…」と話が進んだわけです。GHCはDPCの分野で非常に豊富な実績があって、私は医事畑で培ってきた経験があるので、お互いにない部分を補ってWIN-WINの関係になればと。

――スピーディーな展開ですね。ちなみに、食事(というか「飲み」)の日、工藤お師匠は胆嚢結石のオペ後の解禁酒だったとか…。酔いが早くまわって、記憶をなくしたなんて噂も聞きましたが…。

 そうそう。渡辺さんのペースに合わせていたら、つい飲みすぎて…(苦笑)。  まぁ、それはさておき、ちょっとまじめな話をすると…。今、DPCが拡大しつつあることについては、望むべき方向に向かっていると思います。出来高時代は、合併症や再入院が多い病院ほど報酬を稼いでいたわけですよね。それは貴重な医療資源をムダにしていたようなもの。でも、包括化されると、そういう病院は当然、収入が減る。コストパフォーマンスの高い病院が評価されます。国の財政が逼迫しているのは事実ですから、少ない資源で効率的に質の高い医療を提供しなければならない。

――では最後に、「顧問」として何かアドバイスがあれば、是非お願いします。

 いやいや、アドバイスできることは何も。確か…、(名刺を取り出して)肩書き上は「エクスパートアドバイザー」になっているんだけれど、まぁ“下請け”みたいなものだから(笑)。しいて言うなら、アキさんは髪を切ったほうが良いんじゃないかと。そのくらいですね。

――(笑)。伝えておきます。ありがとうございました。


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広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。