GHCブログ

2007年07月07日

手術室の元気度アップ⇒病院の活性化!

 週末、JA広島厚生連 尾道総合病院を訪問しました。今、急性期病院では、「手術部の運営」が非常に注目されています。GHCは現在、同院で手術室カイゼンプロジェクトを実施させていただいていますが、今回は現場職員を対象にした勉強会にて、GHC相馬が講演を行いました。  今回の勉強会の目的は、過去の手術データ分析を基に、「手術室が如何に病院経営に貢献しているか」「これまでどのような取り組みによってどのように変化してきたのか」ということを手術室勤務の看護師だけではなく、病棟の看護師にも広く知ってもらおうということ。 相馬からは「DPCを追い風にするための戦略的手術室運営」と題して、手術室の運営が病院経営全体においていかに重要かということを語らせていただきました。手術室をカイゼンするは、外来・入院など各病院部門のなかでの手術部の位置づけを上流に組み直すという、かなり大掛かりなリデザインが必要になります。その第一ステップが、分析による可視化を通して現状を明らかにし、手術部門に対する共通認識を院内で持つということ。つまり、組織横断的な今回の勉強会は、今後のカイゼンにつながる、まさに重要な第一歩なのです!  会場には土曜日(しかも七夕[:星:])にもかかわらず50人近くの職員が集まり、皆さん、非常に前向きに捉えてくださっているようでした。  今回の会が、明日からの業務に対してのモチベーション向上、そして手術部門の“元気度”アップ、ひいては病院全体の活性化につながれば嬉しいです。


広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。