2007年07月11日
「照顧脚下」…禅語より
国内最大の医療関連展示会といえば、
ホスピタルショウ! 毎年参加されている方も多いのではないでしょうか。今年は今日から3日間、東京ビッグサイトで開かれています。
GHCでは、メディカル・データ・ビジョン(MDV)の出典ブースに、DPC分析システム「EVE」の説明担当としてスタッフが順番に立っています。ホスピタルショウにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
また今日は、MDV主催の出展者セミナー「DPC環境下の戦略的病院経営:質、コスト、効率性の探求」(MDV主催)も。2時間構成で、前半でGHC吉川が、後半でMDV浅見氏がプレゼンを行いました。セミナーは、事前予約時点で満員。会場は立ち見も出るほどの満席状態でした。今年度から700病院強が新たに参入したこともあり、やはり「DPC」に対する注目も非常に高まっていますね。学生さん風の方から院長先生クラスまで120人近くの方が集まってくださいました。
今日の吉川は普段のよれよれのTシャツ+ジーンズ姿とは打って変わって、黒のデザイナーTシャツ(Yohji Yamamoto!)に白いジャケットを羽織って、颯爽と登場(気づきませんでしたが、靴はルイヴィトンだったとのこと)。本人曰く「トム・クルーズばりの格好良さで…」とのことですが、それはさておき…。
セミナーで吉川が伝えたメッセージは3つ。
①まず、「どのシステムを選ぶかよりも、システムを使う人間を育てることが重要」ということ。もちろんEVEは非常に有能なシステムですが、ただ持っているだけでは意味がなく、使いこなせて初めて価値が出ます。
②収入の増減収に目を惑わされるな! 出来高からDPCへ移行して収入が増えたか、減ったかが問題ではなく、大切なのはコスト割れしていないかどうかを把握することです。(GHCは、MDVとの共同開発でDPC別コスト分析システム“Eve’s Apple”を今春リリースしました。)
③そして3つ目のメッセージは、「照顧脚下」――。常に足元を確認する、自分自身を省みるという禅語ですが、つまり、自院のポジション等を常に確認し、改善に無過ぎつけるべし、つまり、さまざまな分析によってわかった事実をいかに院内に伝えるかが重要であるということ。
一方、浅見氏の講演は、司会役のMDV本間氏による「ホテルにプロジェクターを忘れることはしょっちゅう。この間は仕事に熱中しすぎて薬を飲み忘れて入院騒ぎに…」との紹介から始まり、システムの説明を…。
DPCが拡大するなか、やはり危機感が高まっているのでしょうか。会場ではメモを取りながら真剣に聞いていらっしゃる方が多く見られました。
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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