2007年07月27日
DRG環境下、6つに1つの病院が…
無事にセミナーが終了いたしました!
今回は、「DRGとDPC環境下での成功の為のアクションプラン~日米の成功事例から学ぶ~」をテーマに、日米のトップ病院からスピーカーとして参加してもらいました。米国代表は、このブログにもすでに登場している、メイヨークリニック経営管理部門最高責任者のロバート・スモルト氏。日本代表は、横浜市立大学附属市民総合医療センター・前院長の杉山貢氏、相澤病院・常務理事兼事務局長の塚本建三氏、済生会熊本病院・副院長兼事務長の正木義博氏の3人。こう並ぶと、やはり豪華なメンバーですね。
トップバッターの杉山先生は、関東大震災時のことなど自院の歴史も紹介したうえで、2002年に院長に就任した後、いかに経営改革を行い、収益を上げるとともに職員の意識を変えてきたかという道のりを説明。
二番手・正木副院長は、冒頭、一般企業から病院に赴任した当時を振り返り、「まず感じたのが、職員に元気がないということ。職員が夢を持って働けるトコロにしようと思った」と…。そして、「病院経営のために」と言うのではなく、「患者さんのために○○をしよう」と話しながら職員とともに行ってきた取り組みについて説明しました。
次に登場したのは塚本局長。持ち前のユーモアを織り混ぜながら、相澤病院の軌跡を紹介。
そして最後、スモルト氏は、DRG環境下、在院日数が短縮化し、質の効率の両方を求められるなかで、6つに1つくらいの割合で病院がなくなったなど、アメリカで起こったことを紹介。また、診療のプロトコールを改めて見直すことで、効率化・質向上の両者を実現した事例など、メイヨークリニックで実際に行ってきたことについて話しました。さらに、今考えているビジョンとして、患者の診療情報から遺伝的な情報、類似患者の情報など、診療に有益なすべての情報を医師がほんの数秒で得られるようなITシステムの構築についても言及。会場に集まった100人近くの参加者からは、メイヨーの常に先を行く姿勢に圧倒されている様子がうかがえました。
さて、セミナー後には、スモルト夫妻、杉山先生、塚本局長など、総勢20人が参加して会食を。食事の美味しさもさることながら、かなり豪華なメンバーで、経営の話からプライベートな話までかなり盛り上がりました!
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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