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2007年09月12日

文藝春秋、東洋経済…医療特集しています

「文藝春秋」10月号で、医療に関する総力特集が掲載されています。タイトルは「最高の医療」。60ページにもわたる本特集の内容は、「カリスマ医師10人」、立花隆氏と東大医学部の永井良三教授の対談(患者と主治医)、ルポ「病院を壊すのは誰だ」など。 「カリスマ医師10人」というのはタイトル通り、疾病ごとの“カリスマ医師”を、医師からの紹介を基本に医療ジャーナリストが紹介するというものです。たとえば、肺がんでは「放射線三次元ピンポイント照射」について大阪府立成人病センターの西山謹司・放射線治療科部長が、心臓病では手術成功率99.6%という金沢大学医学部附属病院の渡邊剛・心臓血管外科教授が、それぞれ紹介されています。ここでちょっと面白いなと思ったのが、「うつ病」「メタボリック」「検査」などのカリスマ医も紹介しているところ。こういう企画は多々見ますが、大抵、外科手術関連で“神の手”などと紹介するケースが多いですよね。“検査のカリスマ医”“うつ病のカリスマ医”などの紹介はあまり見ない気がして、「へぇ」と思ってしまいました。  ところでもう一つ、このカリスマ医記事の冒頭で医療ジャーナリスト吉原氏が書いているのが、「評判の高い病院は、得意な治療や診療実績などを患者にわかりやすく積極的に公表している。(省略)対して、実績の乏しい病院は、大学病院や国公立病院を含め、ホームページを設けてはいても、患者にとって得るべき情報はないのが実状だ」ということ。一概にそうとは思いませんが、ホームページでの情報公開による差別化がより重要になりつつありますね。  ところで、「週刊東洋経済」9月8日号でも医療に関連した特集を組んでいました。こちらは、「老後不安大国」と題して、介護、医療、福祉、年金、終の棲家…など、老後の問題全般に着目したもの。医療関連では療養病床問題を取り上げています。  テレビでも、こうした一般誌でも、医療関連の特集は本当に増えています。それだけ社会の関心が高いということですね。


広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。