GHCブログ

2008年12月08日

三井記念病院さんの内覧会

三井記念病院さんの新入院棟が完成し、その内覧会があるとのことで、GHC本橋、鈴木とともにお邪魔してきました。①高度急性期医療の提供、②快適な療養環境の提供、③効率化・省力化を重視した運用体制の構築、③安全性の高い病院――というコンセプトどおり、最新の医療機器が導入されているほか、非常にきれいな内観で、アメニティーにはさまざまな工夫が施されていました。

従来は機能が混在した3棟構成であったのを、入院棟と外来棟にわけようというのが、新改築の大きな柱。まず、既存の建物に隣接する形で新たな入院棟を建設し、今後、今ある病棟を解体しながら外来棟を建設する予定だそうです。



内覧会には近隣の病医院の先生方などがいらっしゃっているようでした。 まず、萬年院長と小林建設部課長等から建替えのコンセプトや概要についての説明があり、その後、新棟の見学をさせていただきました。

320列マルチスライスCT血管造影剤装置付の手術室

なんといっても目玉は、320列のマルチスライスCTをはじめ、血管造影装置つきの手術室、多目的デジタルX線テレビシステムなどの最新鋭の医療機器の数々。320列CTでは、0.35秒の1スキャンで16㎝の範囲を撮影できるそうです。また、急性期の機能をより充実させるために、ICUを5床から7床に、CICUは3床から6床にそれぞれ増床し、新たにHCU21床を新設されています。手術室も10室から13室へ増やされたそうです。

病棟内のラウンジからは東京の町並みが広いベランダを備える特別個室 ベランダ、広いです…

病室は、個室の数をこれまでの67室から141室に増やし、多床室でも1床あたり8㎡以上を確保されているとのこと。最上階19階奥には特別個室があり、そのアメニティーの高さに見学者は皆、「お~っ!!」っと唸っていました。広々としたベランダが設置されたその部屋からは、隅田川の花火もきれいに見えるそうです。

この新棟は、年末に患者さんに移動してもらい、2009年1月より本格稼動される予定とのことでした。そのほかの設備等については、三井記念病院さんのホームページをご覧ください。 http://www.mitsuihosp.or.jp/contents9/tc_7-1.html


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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。