2009年03月02日
「DPCデータマネジャー育成講座 初級編 第1期」、良いスタートです!
28日(土)、3回シリーズの「DPCデータマネジャー育成講座 初級編 第1期」が始まりました。NPOメディカル・コンソーシアム主催で、GHCは講師役とテキストの作成担当としてかかわらせていただいています。
第1回目の今回は、「DPC制度」について学ぶことをテーマとし、①医療提供体制の変遷、②DPC制度の概要と現状、③DPCデータでできること、その可能性、④DPCデータの中身を見てみましょう、⑤データ作成の注意点、⑥DPCにおける部署間協同の重要性――という6項目について、前半はGHC社長の渡辺から、後半はマネジャーの冨吉からレクチャーさせていただきました。
レクチャーの途中、「DPCで何ができるのか? 何をすべきか?」「なぜ、この講座に参加したのか?」について、4人一組になって話し合ってもらいました。最初は控えめに自己紹介をされていた参加者さんたちでしたが、次第に会話が盛り上がり、最終的にはさまざまな意見が出ました。
でたコメントは下記のようなものです。
○なぜ、この講座に参加したのか?
「分析手法を身につけたい」
「他病院での事例やヒントを知りたい」
「交流を広げたい。話し合いができることが魅力」
「医事課と診療情報管理士の間に溝ができる理由を知りたい」
「分析結果を今後どのように意志や看護師に啓発していくのかを学びたい」など
○DPCで何ができるのか?何をすべきか?
「『誰でもできる』から『専門性の高い』医事課に変わり、チーム医療にかかわる」
「医療の質を高めていく」
「パス委員会でのパスの改善」
「患者のアウトカムや地域性を優先したベンチマークをすることが必要」
「医者と医事課との中間的な存在として、診療情報管理士がパスの作成に参加」
「ベンチマークを使って自院の置かれている立場を把握し、今後を考える」など
みなさん、さまざまな使命感や目的を持ってご参加くださっています。
さて、下の写真、皆、下を向いていますが、もちろん寝ているわけではありません。講座の最後に行った“小テスト”の様子です。テストなんて学生以来(?)という皆さん、真剣に取り組んでいます。
1期生の第2回目の講座は3月21日(土)です。今回の「DPCデータマネジャー育成講座 初級編」、実は募集枠の3倍(約200名)のお問い合わせをいただきました。そこで、3期まで検討中です。第2期が正式に決まり次第、改めてご報告させていただきます!
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広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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