2009年03月27日
全社連本の第3弾発売!「ベンチマーク分析によるDPC対応 医療サービスの評価のための臨床指標の応用」
全国社会保険協会連合会(全社連)で行っている共同研究の成果が本になりました。今回で、もう3冊目です。
全社連52病院の診療情報を蓄積した定点観測システムを利用して、2003年から始まった共同研究。今回の本は、2007年度の共同研究「ベンチマーク分析によるDPCの医療の質への影響に関する調査研究」の研究成果です。
第1弾の「ベンチマーク分析によるDPC対応 標準治療計画の作成」、第2弾の「ベンチマーク分析によるDPC対応 原価計算と標準治療計画の評価」に続いて、満を持して登場した3冊目のテーマは“
医療の質”。
本書のすごいところは、「医療の質を評価するにはどんな臨床指標があるのか?」「どうやって評価を行うのか?」という解説だけではなく、実際の評価結果まで掲載しているところです。
臨床指標について概説した第1章に続いて、第2章では、症例数、平均在院日数、入院期間別症例比率、死亡率、手術実施率、手術実施症例の死亡率、救急搬送症例の死亡率、再入院率、退院後42日以内の緊急入院率といった「病院評価のための臨床指標」について、全社連の各病院でのベンチマーク結果を紹介しています。
第3章「病棟の評価のための臨床指標」としてとりあげているのは、①各疾患の在院日数、②各疾患の死亡率、③服薬指導および使用薬剤、④リハビリテーション、⑤合併症――の5項目。
そして第4章では、「外科的治療の評価のための臨床指標」として、①術式別分析、②手術合併症の2例(急性心筋梗塞と脳梗塞)を紹介しています。
実際の分析結果に基づいた、かなり具体的かつ実践的な内容になっています。医療の質に関心のある方、病院経営に携わっていらっしゃる方、DPCデータの分析にご関心のある方、一読の価値ありです!
そして今回も新刊発売を記念して先着10名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記のメールアドレスまで、ブログの感想、もしくはGHCへのメッセージを添えてご連絡ください。
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■タイトル ベンチマーク分析によるDPC対応 医療サービスの評価のための臨床指標の応用
■発行 じほう
■定価 2,520円(本体2,400円+税)
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広報部 |
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