GHCブログ

2009年06月19日

ハッピーバースデイ♪ アキさん――日本医療情報学会春季学術大会ランチョンセミナー

日曜日のご報告ですが、日本医療情報学会春季学術大会のランチョンセミナーでGHCアキよしかわが講演を行いました。座長は、佐世保市総合病院の飛永晃二院長です。

飛永先生アキさん

「DPC時代の戦略的医療情報活用術 疾病別コスト分析と手術室改善」というテーマで、DRG/PPS環境下に米国で起きたこと、各病院が行った取り組み事例を紹介した上で、DPC環境下にある日本の病院が今後、行うべきことについて話をさせていただきました。

米国では1980年には約7000病院だったのが、DRG/PPSの導入を経て、2004年には5,759病院へと減少しました。そして、生き残った病院も、多くが規模を縮小しました。では、生き残った病院はどのような取り組みをしたのかというと、執刀医別の平均コストや手術室の稼働率など、データをもとに客観的に把握し、改善に努めたのです。

今後、日本の病院においても、データを分析し、結果を現場にフィードバックするという取り組みが必要です。特に、増収・減収ではなく、コストを把握することが重要です。そこで、講演の後半は、DPC分析システム「EVE」と、DPCコスト分析システム「コストマトリックス」のライブデモをしつつ、具体的な分析手法を紹介させていただきました。

日本医療情報学会なのでIT関連の演題が多く、経営に直結した話は他にあまりなかったようですが、講演後には質問の列ができるほどで、参加してくださった方には満足いただけたのではないでしょうか。

そして、この日の夜には、市立大村市民病院の診療情報管理士・福田さん、聖フランシスコ病院の診療情報管理士・山岡さん、株式会社ワイズマンの佐藤さんをゲストに招き、長崎最後の夜を締めくくる食事会を。 さて、この日の食事会は実は重要なミッションが1つありました。アキさんの○回目のバースデイを祝おうと、こっそりケーキやプレゼントを用意していたのです(何回目のバースデイなのかは、ケーキの上に立ったろうそくでご察しください)。


土鍋? 突然、テーブルに登場した土鍋。中身は一体…?

かわいらしいケーキが! これ、実は愛犬・ぽんちゃん用のおもちゃ(ぬいぐるみ)です。

5本と1本? ちゃんと本物のケーキもあります。ハッピーバースデイ~♪

この風船たちはGHC流石兄さんの作品です。素人とは思えない華麗な手さばきで、あっというまに犬の完成!

写真左手前から順に:ワイズマン・佐藤さん、大村市民病院・福田さん、GHC志谷、聖フランシスコ病院・山岡さん、GHC芦田、GHCアキ、GHC渡辺

会場にいた猫ちゃんです。撮影者(GHCやまぞーさん)曰く、「人懐こくて、かわいかったので」。

広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。