GHCブログ

2010年04月27日

急性期看護補助体制加算の算定インパクトは5千万円超!?

昨日、「DPCマンスリーレポート」の2010年4月号の配信をスタートいたしました。 今回は、「2010年度診療報酬改定・後編」と「手術室アンケートからの分析」という特集2本立てです。

ここでは、「2010年度診療報酬改定・後編」について一部紹介します。

後編となる今回は、①急性期看護補助体制加算の新設、②栄養サポートチーム加算と呼吸ケアチーム加算という多職種によるチーム医療の評価、③医師事務作業補助体制加算の引き上げ――という主に3点に注目しました。

急性期補助体制加算は、「急性期看護補助体制加算1(50対1)」の機能評価係数が0.0305、「急性期看護補助体制加算2(75対1)」の機能評価係数が0.0203です。2009年12月のDPCデータを基に、それぞれを算定した場合の増収分を病院別に算出したところ、全病院の平均増収額(年換算)は、急性期看護補助体制加算1を算定した場合が77,906,687円、急性期看護補助体制加算2で51,852,648円でした。

同様に、呼吸器ケアチーム加算、栄養サポートチーム加算、医師事務作業補助体制加算に関しても、新設・改定の内容の説明とともに、算定インパクトを病院別に分析し、紹介しています。

医師事務作業補助体制加算 上の表は、医師事務作業補助体制加算の改定概要です。


一方、もう1つの特集「手術室アンケートからの分析」では、昨年12月にGHCが独自で行ったアンケート調査結果をもとに、手術件数と人員配置について分析結果を報告しています。 詳細については、本誌をご覧ください。

4月号のコンテンツは下記の通りです。

■工藤高氏の連載「職員研修要件のある施設基準が増加」 ■特集「2010年度診療報酬改定・後編 重点課題2:病院勤務医の負担の軽減」 ■特集「手術室アンケートからの分析 vol.1」


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★「DPCマンスリーレポート」とは? 読者病院から送っていただいたDPCデータを基に分析を行い、その結果を、国内650もの急性期病院のデータ分析経験を持つグローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルタント陣が解説。匿名化した上で、ベンチマーク結果を掲載しますので、自院のポジションが一目でわかります。

■発行 :月刊(毎月25日発行) ■創刊 :2007年1月 ■販売価格:半年30,000円(6部・税別) 年間50,000円(12部・税別)       DPC分析システム「EVE」ユーザーは無料です※EVEのユーザー病院で、「DPCマンスリーレポート」に未登録の方は、report@ghc-j.comまでお問い合わせください。

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。