2010年06月28日
2010年度診療報酬改定シミュレーション、放射線治療関連で年換算1,800万円増収の病院も?
「DPCマンスリーレポート」の6月号の配信を始めました。
今回の特集は、「外来化学療法と放射線療法」です。
2010年度診療報酬改定では、4つの視点の1つ「充実が求められる領域を適切に評価していく視点」において、「がん医療の推進について」が第一項目として掲げられました。さらに、その関連項目として、「外来化学療法の充実・内服による化学療法の評価・放射線治療の充実」が謳われ、外来化学療法加算、放射線治療病室管理加算ともに点数が引き上げられました。
●外来化学療法加算1 500点(15歳未満は700点)→
550点(15歳未満は750点)
●外来化学療法加算2 390点(15歳未満は700点)→
420点(15歳未満は700点)
●放射線治療病室管理加算 500点→
2,500点今回の特集では、これらの加算をはじめとした、外来化学療法と放射線療法における、診療報酬改定の影響についてシミュレーション分析を行いました。
放射線治療に関しては、点数が変更された項目に限って、外来で行われた症例の増減収金額をシミュレーションしたところ、増収金額の大きい病院では年換算1,800万円もの増収に。
外来化学療法に関しても、病院によってかなりの差はあるものの、大きな影響があるようです。
このほか、詳細は本誌をご覧ください。
6月号のコンテンツは下記の通りです。
■特集……外来化学療法と放射線療法
■ケーススタディ……改定シミュレーション①「脳梗塞」
■ケーススタディ……改定シミュレーション②「040080:肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎」
■工藤高氏の連載「入院料は患者さんの“ パジャマ” の評価へ」
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