2010年08月17日
2009年度、国立病院の8割が黒字――日本経済新聞
先週木曜日の日本経済新聞の日刊総合面に、「国立病院 8割弱が黒字」という見出しが大きく躍っていました。
2009年度は8病院の経常損益が黒字に転じ、全体の77.8%にあたる112病院が黒字だったとのこと。収益改善の大きな理由は、医薬品や医療用消耗品、会計システムなどの共同購入、CT、MRIなど高額医療機器の共同利用といった「規模を生かしたコスト削減策」、と報じています。
また、平均在院日数を短縮し、新規の患者を受け入れやすくなったことで、手術件数も増加し、経常収益は2.4%増の8,270億円に(5期連続の増収)、全体の純利益も前年度比16.0%増の348億円(4期連続の増益)を達成したとのこと。
自治体病院ではまだなお過半数が赤字である一方、「週刊ダイヤモンド」で紹介されていたように、JA長野厚生連では傘下10病院すべてが黒字になっているなど、グループ病院のなかでも、取り組みによって明暗が分かれているようです。
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