GHCブログ

2010年08月26日

整形外科手術での静脈血栓塞栓症予防薬の使用実態は?――DPCマンスリーレポート

「DPCマンスリーレポート」の2010年8月号の配信を開始いたしました。

今回は、ケーススタディ2本とベンチマーク1本という構成です。 ケーススタディの1本目は、「静脈血栓塞栓症予防薬の使用実態」について。

整形外科手術の中でも、骨折観血的手術、人工骨頭挿入術、人工関節置換術を実施した症例を対象に、アリクストラ、クレキサン、その他ヘパリン製剤、ワーファリンの4つの製剤の使用状況について分析を行いました。

着目したのは、次の4点。  ①どの薬剤が使用されているか?  ②術後何日目から使用されているか?  ③術後何日間投与されているか?  ④アリクストラとクレキサンの1日投与量はいくらか?

結果、術後の投与開始日に関しては、9割弱の症例が3日以内に開始されている一方で、投与日数は、病院や症例によって大きくばらつきが見られました。また、1日の投与量も病院間で異なっているという結果でした。

実際、どのくらいのばらつきがあったのか、具体的な結果については本誌をご覧ください。

ほかのコンテンツは下記の通りです。

ケーススタディ:静脈血栓塞栓症予防薬の使用実態 ケーススタディ:赤血球造血刺激因子製剤 ベンチマーク :術式別・静脈血栓塞栓症予防薬の使用状況 工藤高氏連載 :“DPC 病院 to DPC 病院 ”の連携を評価した加算点数


「DPCマンスリーレポート」のダウンロード方法 ※事前のID登録が必要です

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「DPCマンスリーレポート」とは? 読者病院から送っていただいたDPCデータを基に分析を行い、その結果を、国内650もの急性期病院のデータ分析経験を持つグローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルタント陣が解説。匿名化した上で、ベンチマーク結果を掲載しますので、自院のポジションが一目でわかります。

発行 :月刊(※次号から10日発行に変更いたします(次号の発行は10月10日です)) 創刊 :2007年1月 販売価格:半年30,000円(6部・税別) 年間50,000円(12部・税別)       DPC分析システム「EVE」ユーザーは無料です ※EVEのユーザー病院で、「DPCマンスリーレポート」に未登録の方は、 report@ghc-j.comまでお問い合わせください。

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。