2010年10月13日
済生会福岡総合病院の“挑戦”とは?――社会保険医学会総会
10月7日、8日の2日間に渡って、札幌コンベンションセンターで、第48回日本社会保険医学会総会が開催され、GHCは2日目にランチョンセミナーを行いました。
講師は、済生会福岡総合病院院長の岡留健一郎先生、座長はGHCアキよしかわです。
テーマは、「DPC環境下での病院の活性化―我々の挑戦―」。
岡留先生は、この「挑戦」という言葉がぴったりな、済生会福岡総合病院の取り組みについて説明してくださいました。
紹介してくださったのは、主に次の項目です。
1.医療の標準化と効率化
→院長直轄とした DPC 委員会を設置。権限にもとづいた継続的な診療科ミーティングを開催
2.手術室の稼動率アップ
→定期的なベンチマーク分析を行い、問題点を明確化。関係者全員が出席し、ミーティング中に即決する仕組みづくり
3.救急医療体制の強化
→消防隊員への満足度調査を実施し、問題点を明確化。思い切った見直しを断行
4.DPC 運用病院における組織のあり方を見直し
→特に、リーダーシップを担う医師について
岡留先生の確かなリーダーシップと、信念に基づいた行動力に溢れたお話に、会場に来てくださった医師、看護師、コメディカル、事務職といったさまざまな職種の方々は皆、刺激と感銘を受けているご様子でした。
貴重なお話をお聞かせくださった岡留先生、会場に集まってくださった皆様、ありがとうございました。
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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