GHCブログ

2010年12月20日

「DPC」から「DPC/PDPS」に

先週木曜日のDPC評価分科会で、もう1つ、地味に(?)変更が決定したことがあります。 それは、DPCという名称。

前回(11月24日)の会合で、松田晋哉委員(産業医科大学医学部公衆衛生学教授)から、診断群分類に基づく1日当り定額という支払い方式としての「DPC」と、診断群分類としての「DPC」が混在されて使われている、という指摘がありました。

確かに、DPCとは、「Diagnosis Procedure Combination」の頭文字をとったものなので、もともとは診断群分類を指す名称でした。

そこで今回、DPCにもとづく1日当たり定額報酬算定制度(支払い制度)のことは、「DPC/PDPS」と呼ぶことになりました。

「『PDPS』って何?」と思いますよね。 これは、「Per-Diem Payment System」の略です。「per diem」で「一日当たりの」という意味なので、1日当たりの支払い制度というわけです。

会合終了後のメディア関係者が集まった説明会では、記者からの「では、このDPC評価分科会も『DPC/PDPS』評価分科会に変わるんですか?」という質問に、厚労省担当者が「いえ、変わりませんよ。ちょっといやじゃないですか(笑)」と答え、談笑する場面もありました。

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。