GHCブログ

2011年03月11日

GHCのロゴの秘密

スターバックスという米国発のコーヒーショップが、設立40周年を記念して、3月から世界各店で使っているロゴの変更に着手したそうです。 同社のロゴの変更は19年ぶり!

スターバックスコーヒーは、コンビニエンスストアでも販売されているため、「STARBUCKSCOFFEE」と書かれた文字のなかにいる人魚のロゴを一度は、目にしたことがあるのではないでしょうか。 同社の新しいロゴは、中央にいる人魚だけを残したものになるそうです。

各企業、趣向を凝らしたさまざまなロゴがありますが、ロゴはその企業を象徴するものの1つ。 見慣れたロゴの変更は、企業イメージの刷新を図れる場合もありますが、イメージ低下につながるリスクもあります。 例えば、カジュアル衣料を販売している米国企業であるGAPは昨秋、北米市場向けにロゴを一新したところ、消費者から多くの批判が寄せられ、わずか一週間で従来のロゴにもどしたそうです。 スターバックスの新しいロゴも今後、消費者に受け入れられ、定着していくかは、興味深いところです。

さて、GHCにもサービスに応じていくつかロゴがあります。 まず、会社のロゴ



このロゴには2つ大切なメッセージが込められています。 犬の体は、真ん中のリングの左が赤、右は黒になっています。リングがベンチマークを表します。「ベンチマークをすることによって、赤字の病院を活性化させ、黒字にする」というのが第1のメッセージ。 犬の赤い部分は点で表されています。これは病院の中の情報が、医事データ、購入データ、病歴データ、手術データ、賃金データとばらばらに存在することを象徴しています。その赤い点で描かれた犬がリング(ベンチマーク)を経て、黒くなっています。 これはベンチマークを行うことにより、院内にバラバラに存在するデータを統合し、より付加価値の付いた情報を作り出すことを意味しています。これが第2のメッセージになります。 ちなみにこの黒い犬のモデルは米国本社会長アキよしかわの愛犬、ペプシちゃんがモデルになっています。 (ペプシちゃんの詳細はこちら→/executive02.php

次に、病院ダッシュボード。



ロゴのなかにいる白い犬は、ペプシちゃんがモデルとのこと。 最後に病院らしんばん。



これもペプシちゃんがモデル。

ここまでくれば皆さんもお気付きかもしれません。 GHCのロゴにはすべて、ペプシちゃんが登場するのです。 GHCという企業がいかに動物愛護というか、家族であるペットへの愛情が強い企業かおわかりいただけましたでしょうか。

しかし、ただ単に飼い主の思い入れだけでロゴが決定されているわけではありません。 「GHCってあの犬の会社でしょう」 そうやって覚えていただいている方も少なくありません。 ロゴは記憶に残ることも重要ですから、GHCのロゴは企業のイメージをつくるうえで成功しているともいえます。

GHC代表取締役社長渡辺の愛犬、ただひたすらに可愛いことと変装が特技のポンちゃん(正式名称:メアリ・ボンボン)が、ロゴのなかに登場する日もそう遠くはないことでしょう。

さて、それぞれの病院にもこだわりのあるロゴがあるかと思います。 ロゴは、病院のイメージをつくるうえで、たいへん重要です。 新サービスのためのロゴを検討する場合や、リニューアルする際には、熟考を重ねたほうがいいかもしれません。

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。