GHCブログ

2011年03月28日

必要な医療を必要な場所へ。医療資源仲介サービス

※4月から「病院ダッシュボード」のサービスが始まります!! 病院ダッシュボードは、病院コンサルのイノベーションをめざしています。 お申し込みがまだの方はお申し込みをぜひ、ご検討下さい。 また、ブログ最後に名古屋で開催いたしますセミナーについてもご案内しています。 操作画面などの実物を確認できる貴重な機会です。たくさんの皆様のご応募お待ちしております!


今朝、宮城県沖で震度5弱の地震があり、宮城県石巻市では、13日以来、半月ぶりに津波注意報が発令されました。 1時間45 分後に津波注意報は解除されましたが、この地震も東日本大震災の余震とのこと。これ以上、被災地に追い討ちをかけるような大きな地震や津波が起こらないことを願うばかりです。

被災地では、日本医師会、国立病院機構などから派遣された医療チーム、132チーム651人が活動し、患者さんの治療にあたっています(3月27日時点)が、インフルエンザなどの感染症流行の兆しもみえはじめています。 いまだ医療資源に乏しい地域が多く、被災地での情報不足などから必要な場所に必要な資源が届いていない状況が続いています。 こうした現状に、宮城県沖地震対策研究協議会では、保健医療活動に役立つような情報の共有化を目的に、緊急ホームページ「宮城県災害対策本部災害保険医療支援室http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/wiki/index.php?Peoples%20Forum)」を立ち上げ、運用しています。

また、救急医療に従事する医師でつくられた一般社団法人救急医療総合研究所(東京都・渋谷)が、被災地と被災地へ医療物資を送りたい支援者との仲介に立ち、必要な場所へ必要な医療資源を届けるサービスをスタートしました。

サービスを開始したきっかけは、東日本大震災後、被災地から、医師の派遣要請や、透析液不足などの訴えと同時に、各地の医療関係者や製薬メーカーから支援の申し出などがあったことから。 そこで、18日、ホームページ上に「支援希望申請フォーム」を設置。支援したい側と支援を必要としている人びとを結ぶ取り組みを開始。支援物資は、自前のガソリンと輸送車で、現地へ運びます。行きは医療者と物資を輸送し、帰りは慢性病の治療を要する患者さんを乗せて、東京の病院に送り届けているそうです。 同社のホームページには、これまでの活動状況レポートや現地の医療情報なども掲載されています。

登録は、同法人のホームページ上(http://qq-souken.org/)から。また、インターネット環境が整備されていない、被災地域などでは、電話(03・5422・9908)、FAX(03・3445・2506)、メール(info@qq-souken.org)などで支援を呼びかけることも可能です。


※「病院ダッシュボード全国ツアーin名古屋」開催のお知らせ! 4月16日(土)に愛知県名古屋市にある、ポートめっせ名古屋(名古屋国際展示場)にて病院ダッシュボードのセミナーを開催します! 参加ご希望の方や詳細については下記をご参照ください。 /seminar/


「病院らしんばん」コラム 更新中! http://www.byouin-rashinban.com/

広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。