GHCブログ

2011年04月18日

「病院ダッシュボード全国ツアーin名古屋~真の戦略的病院経営~」開催

4月16日、名古屋では、「病院ダッシュボード全国ツアー」第一弾がポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で開催されました。 ご多忙のなか、ご参加いただきました数多く病院関係者の方に心より感謝いたします。 ありがとうございました!

GHCが主催するセミナーでの司会進行といえばおなじみの、マネジャー塚越篤子によるご挨拶からはじまりました同セミナー、前半はGHCから病院ダッシュボードのコンセプトや活用術についてご紹介。後半は、社会医療法人財団慈泉会相澤病院(長野県松本市)院長相澤孝夫先生による「真の戦略的病院経営」と題したご講演をいただきました。

150名の方にご参加いただきました


はじめに代表取締役社長Sachiko WATANABEから、「情報を経営に生かす 真の戦略的病院経営」というテーマで、「人はなぜ判断を誤るのか」という問いかけに答える形でナレッジマネジメントの重要性を指摘。「情報」を「知識」に変換するダッシュボードの概念を説明しました。

次に病院ダッシュボードの開発担当であるGHCマネジャー濱野慎一から「情報の価値を最大限に引き出す術とは ~データマネージメントの重要性と必要性~」と題し、情報管理という点で多くの病院が共通して抱く、病院経営上の課題を説明。情報の可視化やコンサルティングファームの分析ノウハウ採用といった優れた特徴を有する病院ダッシュボードが、それらの課題を解決に導くことを紹介しました。

同じく開発担当のGHCマネジャー相馬理人からは「病院ダッシュボード “病院コンサルのイノベーション”~意思決定支援ツールの活用~」として、病院ダッシュボードのライブデモを交えながら、実際の活用術を紹介。財務、DPC、マーケットの3つのラインナップそれぞれの持つ機能を丁寧にわかりやすく解説しました。

その後、GHCマネジャー鈴木啓介により、最近注目度の高い機能評価係数について、そのわかりにくい計算ロジックを明快に説明。本人のライフワークとも言うべき各種係数についての解説は、短いながらも聴衆にとっては刺激的な内容だったことでしょう。

最後に相澤先生より「真の戦略的病院経営」と題してご講演いただきました。「患者に選ばれる急性期病院に変革できた病院のみが生き残れる時代へ突入」といったメッセージは、トップランナーとして走る相澤先生の言葉だからこそ、聴衆の心に強く響いたものと思います。また、「医療経営とは経営の質マネジメントと医療の質マネジメントの両立を図り、持続的に医療が行えるよう方針を定め、組織を整えて、目的を達すること」として、「医療の質と経営の質を両立させることは当然」、と強くおっしゃっていたのが印象的でした。 実際に病院ダッシュボードを使った改善事例も紹介いただき、内視鏡的大腸ポリープ切除術や脊柱管狭窄などにつき、ロードマップ画面での変化前と変化後の様子をわかりやすく解説していただきました。ご講演のあとも相澤先生には参加者から質問が相次ぎ、活発な討議が行われるなか、時間を少しオーバーして講演終了となりました。

熱のこもった口調でご講演をされていた相澤先生

会場からも病院ダッシュボードに関するいくつか質問があがりました


セミナー後のアンケートの内容を見ても、参加者の病院ダッシュボードへの関心が非常に高いことが伺えております。

「病院ダッシュボード全国ツアーin名古屋」は、盛況のうえ幕を閉じました。第2回目の開催は、5月28日(土)北の大地、札幌にある「TKP 札幌ビジネスセンター」にて予定しています。お近くの方はぜひ、ご参加ください。数多くの方のご応募をお待ちしております。 詳細はこちらから→/seminar.php#110528

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。