GHCブログ

2011年04月27日

優しい笑顔の裏に秘めた燃える熱意! ITレンジャーグリーン山田貴之

さて、先日のGHCブログ(/ghcblog/index.php?e=528)でも紹介させていただきましたが、「病院ダッシュボード」のリリースを記念いたしまして、開発にかかわってきたITレンジャーをはじめ、コンサルタントたちが苦労や小ネタなどを語ってくれたので、その様子を数回に分けてお伝えしています。

第2段となる今回は、「病院ダッシュボード」開発メンバーであり、ITレンジャーグリーン、そしてマンスリーレポートをご購読されている方にとっては、メールでの問い合わせ窓口のひとりとしてもおなじみの山田貴之に話を聞きました。

山田は、「病院ダッシュボード」のなかのケース分析ロードマップ機能を担当。 なかでも最も苦労したこととして、「ケース分析」とはっきりと答えた山田は、「ケース分析は、半年近くかかって作りました。数多くのルールづけがあるので、それをすべてクリアーにして画面上で表現していくことには、本当に頭を悩まされました」と語っています。

病院ダッシュボード」のケース分析画面

コンサルタントが分析したデータを、「病院ダッシュボード」の画面上で、いかにわかりやすく可視化していくか―、それは山田の腕1本にかかっていたのです。 IT関連の仕事に携わって15年のキャリアをもつ山田の技術と現場で培われたプログラマーとしてのひらめきのようなものによって、それは実現されていったのでしょう。

また、「病院ダッシュボード」の重要なコンセプトとして、「ひとめみて操作方法がわかること」、いわゆる感覚で操作できる画面があります。

そうした視覚的にみせていく部分は、山田がメインで担当しました。 「グラフィカルな部分で力を入れたのは、動的な様子を画面上で表現していくことです」と言う山田が例にあげた画面が、車のスピードメーターをモデルに、ある治療の実施率や、ジェネリック医薬品の使用率などの割合を自病院と他病院で比較表示できる機能。


車のスピードメーターをモデルに作成


山田が注力したという、このメーターは、動いている様子を1度でも体験すると、もう1度その動きが見たくなり、無意味に何回もクリックしてしまうような魅力的な動き方をします。

最後に、山田は、「ユーザーの皆様には、修正点も含めてご要望があればどんどん言ってほしいです」と笑顔で話し、「“病院ダッシュボード”は、完成しましたが、まだまだ改善の余地はあります。ですから、今後は、ユーザーの皆様と一緒に“病院ダッシュボード”を作っていければと考えています」と力強く話してくれました。

時間と労力を注ぎ構築したモノへのクレームは、開発者にとっては正直、くやしいしいもの。それでもそれを糧に、ユーザーの皆様が満足できるサービスへとさらなる努力をし続けていける、燃える熱意をもった人物、それがITレンジャーグリーンなのです。


いつも笑顔を絶やさないITレンジャーグリーン山田


「病院らしんばん」コラム 更新中! http://www.byouin-rashinban.com/

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広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。