GHCブログ

2011年07月22日

病院財務のあらゆる数字に精通するスペシャリスト儘田光和

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台風6号が過ぎ去り、暑さが少しやわらいでいます。また猛暑がもどってくるといわれていますが、節電モードの日本の夏、束の間でもこの涼しさはありがたい限りです。

さて、本日から「病院ダッシュボード」開発人シリーズ第2弾、「病院ダッシュボード」のもととなる分析プログラムを企画した、GHCのコンサルタントたちを紹介していきます。

第1回目は、「財務分析」を担当した儘田光和です。「病院ダッシュボード」のE-ラーニングでもお馴染みの儘田は、約6000人規模の人材が働く大手監査法人で公認会計士として活躍していたこともある、会計学のスペシャリストです。 「病院ダッシュボード」開発では、財務に関する「分析項目や表示様式を決める責任者」として携わりました。

病院の財務部門は、経営管理するうえでは欠かせません。通常の企業とは異なる医療機関の財務にかかわる分析項目は専門性も高く、ブログラムの立案には公認会計士の儘田でも苦労したようです。「まずは、なにも参考にする資料がないゼロからのスタートだったので、分析項目の選択から試行錯誤の連続でした」と儘田はコメントしています。 目の前の壁が高ければ高いほど、その闘志を燃やす儘田。公認会計士としての技能はもちろん、小児科医としての臨床経験、そして医療機関でのコンサルタントとしてのスキルなど、儘田のもてるすべてを「病院ダッシュボード」の財務機能へと投入していきました。

そうしたなかで特に気を遣ったところが、誰にでも使いやすいシステムであること。「病院側では必ずしも財務に明るい方がデータを用意するわけではないと考え、提出いただくデータの記入フォーマットを必要十分ななかで簡潔にシンプルにするところを工夫しました」。 難しい財務諸表をいかにわかりやすい形にしていくか、本当に「財務」に長けた人間にしかそれはできません。「病院ダッシュボード」でそれを実現できたのは、儘田のこれまでさまざまな分野での豊富な実務経験があったからこそだったと思います。

財務分析画面メニュー




今後の財務分析機能のバージョンアップについては、「分析項目を増やしていくとともに、予算策定に貢献できるシミュレーション機能も追加していきたいと構想を練っています。そのほか、財務データの変化の要因を探る差異分析が可能かどうか検討中。E-ラーニングは順次アップしていく予定です」と儘田。

最後にユーザーへのメッセージとして「経理の方以外は財務指標なんてよくわからないと敬遠されがちな財務部分ですが、病院全体の動向を把握するには欠くことのできない重要な情報が詰まっています。“病院ダッシュボード”導入を機会に是非触れて学んで理解してもらえればと思います」と財務分析のおもしろさを語ってくれました。


仕事でもプライベートでも 酸いも甘いも経験してきた儘田。 多少のことでは動じません!




「病院らしんばん」コラム 更新中! http://www.byouin-rashinban.com/

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広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。