GHCブログ

2011年11月18日

ボジョレー ヌーヴォー解禁とGHC協賛の日本医療企画主催のフォーラム開催

ボジョレー ヌーヴォーが解禁になった昨日、Sachiko WATANABE代表取締役社長、グローバルヘルス財団理事長のAki YOSHIKAWAが主催のささやかな「ボジョレーパーティー」が開かれました。 平日の夜ということで、コンサルタントは病院への訪問などがあったため、残念ながら、ほぼ欠席。渡辺の友人やGHC秘書チームのメンバーがメインとなり、赤、白のボジョレー ヌーヴォーを楽しみました。ちなみにワインのお供となるおつまみ類は、すべてよしかわの手料理。 どの料理も絶品で、ワインの味をよりいっそう、ひきたててくれました。

さて、ボジョレー ヌーヴォーが解禁され、2011年も残すところあと1カ月半足らずになりました。 2012年は診療報酬と介護報酬の同時改定が行われます。 その同時改定にも言及した、日本医療企画主催の特別記念フォーラムに11月14日、参加してきました。GHCは同フォーラムへ協賛しています。 同社は、GHCでも「ナレッジマネジメントによる戦略的病院経営の確立」というタイトルで連載を行っている『最新医療経営フェイズ3』を発行している出版社です。今回のフォーラムは、同社が発行している『ばんぶう』という開業医向けの月刊誌の創刊30周年を記念し、「高齢者が急増する都市部の医療・介護の提供体制の将来像を探る」というテーマのもと開催されました。

同フォーラムでは、西村周三氏(国立社会保障・人口問題研究所 所長)、嘉山孝正氏(国立がん中央センター病院 理事長)、北原茂実氏(医療法人社団KNI 理事長)の講演のほか、「終末期医療のあり方を提言する~高齢者が激増する都市部の医療・介護のあり方とは~」というテーマでシンポジウムなどが行われました。シンポジウムでは、真野俊樹(多摩大学)先生が座長を務め、北原氏のほか、天本宏氏(新天本病院 理事長)、武藤真祐氏(祐ホームクリニック 院長)などがシンポジストとして発言されていました。

いずれの講演も興味深い内容ばかりでしたが、なかでも次回同時改定についての基調講演を行った、中医協の委員なども務めている嘉山氏は次回改定について、「2025年の社会保障と税の一体改革成案の実現の第一歩」であることを強調。 また、中医協が在宅医療の強化を行ってきたにもかかわらず、自宅での死亡率がほぼ横ばいで推移していることについて、在宅医療に関する医学部での教育を強化していく必要性を述べていました。 そのほか、在宅支援診療所以外でも在宅医療を精力的に行っている医療機関を次回改定で評価していくこと、訪問看護のニーズが高まることによって、看護師がさらに足りなくなることを話し、潜在看護師の掘り起こしが重要であることなどを主張されていました。

同フォーラムには平日の昼間にもかかわらず、多くの方々が参加されていました。

今後、同フォーラムは、演者を変え、大阪や北信越でも開催する予定とのこと。 詳細が決まり次第、同社のホームページに掲載されると思いますので、興味がある方は日本医療企画のホームページ(http://www.jmp.co.jp/bamboo-forum/)をチェックしてみてください。

シンポジウムの様子。それぞれの立場から さまざまな意見があがりました




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広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。