2011年12月22日
診療報酬全体で0.004%のプラス改定に決定
今年のクリスマスは、数年ぶりの3連休最終日。
大手デーパートや各種メーカーなどは、クリスマス商戦に力を入れているようです。
さて、そうしたなか、
厚労省から医療従事者へのささやかなクリスマスプレゼント。
昨夜、平成24年度の診療報酬全体で
0.004%のプラス改定になることが決定いたしました。
平成22年度の診療報酬改定で、プラス改定だったため、今回はマイナス改定になるのではないかという懸念もありましたが、崩壊する医療を再建していくためにも民主党はプラス改定を訴えており、そうした意向を汲みとり、財務省は今回の結論に至ったようです。
なお、今回のプラス改定で、診療報酬(本体)は、概ね5,500億円の引き上げとなり、その増加分は下記の3項目に重点的に配分されるそうです。
■診療報酬改定(本体)
改定率 +1.38(1.379)%
各科改定率
医科 +1.55%
歯科 +1.70%
調剤 +0.46%
そのほか、薬価や材料は、1.38%の引き下げに、介護報酬は1.2%のプラス改定になりました。
■薬価改定等
改定率 ▲1.38(1.375)%
薬価改定率 ▲1.26%(薬価ベース ▲6.00%)
材料改定率 ▲0.12%
■介護報酬改定
改定率 +1.2%
在宅 +1.0%
施設 +0.2%
DPC病院は、来年決定する、具体的な点数設計に注目し、今回のわずかなプラス改定をいかに自病院の収益へとつなげていけるかが、重要になってくるでしょう。
参考資料:厚労省ホームページ「診療報酬・介護報酬改定等について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yvtf-att/2r9852000001yvwy.pdf医療従事者へのささやかなささやかな
クリスマスプレゼント—–
広報部 |
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