2012年04月16日
全国のホームレス数、調査開始以降初めて1万人以下に
春まっさかり、1年で最も過ごしやすい季節がやってきました。
さて、そんななか13日、厚労省から、「
ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査結果について)」が公表されました。
同調査結果によると、平成24年の全国のホームレス数は、平成23年の10,890人と比較すると、1,000人以上減少し、9,576人となり、平成15年から実施している同調査開始以降、初めて1万人以下となりました。
なお、同調査は、全国の市町村職員が目視でカウントしているため、防寒具を着込んだ状態等により性別が確認できない場合には「不明」として、カウントしているようです。
全国のホームレス数
各都道府県別のホームレス数については、最もホームレスの数が多かったのは大阪府で2,417人。続いて、東京都2,368人、神奈川県1,509人。また、ホームレスが確認されなかったのが島根県のみ。
ホームレスの減少数の多い都道府県は、東京都304人減、神奈川県176人減、愛知県126人減。
東京都23区及び政令指定都市のホームレスの数は、合計が 6,911人で、全国のホームレス数の約7割を占め、大都市圏にホームレスが多いようです。
東京都23区及び政令指定都市別のホームレス数
同調査結果から、ホームレスの数は年々、着実に減少しており、各自治体による自立支援への取り組みが実を結んでいることがわかります。
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/kango/
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