2012年07月02日
離島医療にクラウド型電子カルテを導入。病院ダッシュボードのようなWEB経由の医療サービス拡大
7月になりました。少しずつ夏らしい日差しになってきましたね。
海、山などの野外での行楽や、マリンスポーツが楽しめる季節です。
そこで今回は、南の島の医療についてお伝えいたします。
6月30日の沖縄タイムスによると、沖縄県の石垣市新川の与那覇医院(与那覇朝弘院長)は、7月2日から、インターネットを経由して、カルテを管理する「クラウド型電子カルテ」を導入。カルテを管理するサーバーは県外にあり、院外からも診療情報を確認できるそうです。
こうした取り組みは県内初。同システムはテクノプロジェクト(島根県)とアールシーエス(豊見城市)が共同で開発し、セキュリティーの高いサーバーに分けて、保存・運用するために、災害の影響を受け、故障することもなく、安全。
しかも、診療所内に高度なシステムをつくる必要がないため、サーバーの運用費や管理にかかる手間を削減できるとのこと。最新の医療制度や診療報酬改定にも対応しているそうです。
遠方へ出張した際にも、出張先から、カルテを更新できるため、口頭で伝えるよりも、間違える可能性が低く、在宅医療や訪問診療の場合にも、大量のカルテを持ち歩かなくも、WEB上で確認できるため、便利とのこと。
県外の中核病院で、同様のサービスが導入されることによって、医療連携がさらに円滑になることが予想できます。
GHCでもWEBを経由した、次世代型病院経営分析サービス「
病院ダッシュボード」を昨年リリースいたしました。おかげさまで、現在、日本全国の病院で同サービスを利用していただいております。
今後、こうしたWEBを経由した医療サービスはさらに拡大してくることでしょう。
「
病院ダッシュボード」の詳細はこちらから
http://dashboard.ghc-j.com/
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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