2013年01月01日
新年のご挨拶(渡辺幸子)
明けましておめでとうございます。
旧年中は一方ならぬご厚情を賜わり厚くお礼申し上げます。
2012年を振り返ると、東日本大震災の傷跡が深く残ったまま年が明け、政治の混迷、20年間続く経済の低迷とデフレ、そして国債残高700兆円超の財政崩壊の中、アジア隣国諸国との関係悪化など、暗く不穏なニュースが多い年でした。また、今年は指導者選びが行われた年でもあり、アメリカ、中国、韓国、そして日本において、それぞれの国民が新しい政治体制に希望と期待に胸を膨らませている事でしょう。
「
国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか。国があなたのために何をしてくれるかではなく、人類の自由のために共に何ができるかを考えようではありませんか」とは、ジョン・F・ケネディ元大統領の言葉です。
「
社会保障と税の一体改革」は国民の「
生活」と「
命」がかかる改革です。「
社会保障」と「
税」は国だけが考える事案ではなく、医療に携わる皆様と私達にとって身近で喫緊の課題であり、私達国民ひとり一人が“国のために何ができるか”という自覚と責任をもって立ち向かう瞬間(とき)がきているのではないでしょうか。
昨年、明るく勇気をもらったニュースは何といってもロンドン五輪「
金」過去最多、そしてiPS細胞(新型万能細胞)を作製した京都大学の山中伸弥教授にノーベル生理学・医学賞が授与されたことです。
また意外と知られていないのが、英BBC世論調査で2012年5月「
世界に良い影響を与えている国」ランキングで
Japanが
58%で
1位(2位はドイツ、3位はカナダ)に輝いた事! 国力は経済力や軍事力などで評価されがちですが、尊敬される国、他国に良い影響を与える国としての評価はそれ以上の誇りです。日本はもっと自信をもって良いのではないでしょうか。
お陰様でGHCは本年3月で創業
10年目を迎えます。
創業以来、病院経営コンサルティングファームとして、経営の健全化と地域医療の充実をめざし、クライアント病院の皆様が患者・地域住民のために最大限の価値を提供できるよう支援に努めてまいりました。
昨年9月には、日本の医療を牽引する病院の院長、副院長、事務部長の方々約100名に日ごろの感謝の意を伝える「
感謝祭」を開催。特別講演として、私の恩師である慶應義塾大学大学院経営管理研究科の田中滋教授、そして我らがよき友であるメイヨークリニックの前経営総括責任者のBob Smoldt氏にご登壇いただき、心温まる想い出深いと会となりました。
「感謝祭」にて
クライアント病院数は過去5年間で5倍に増加し、2011年に自社開発しリリースした次世代型経営支援サービス「
病院ダッシュボード」は、現在では、全国約100病院の皆様にご愛用いただくまでになりました。
これもひとえに多くの皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
GHCは2013年もミッションである「
医療における質と経営の向上に向け、全知を傾け医療の発展に寄与する」ことをめざし、皆様に更なる価値を提供すべく、社員一丸となって邁進してまいります。
本年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申しあげます。
2013年 元旦
渡辺の愛犬ぽんちゃん(別名たこやき)
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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