GHCブログ

2013年01月29日

変える政治、進める政治を!そして前向きな行動を

毎年1回開かれる通常国会が28日招集され、6月26日までの150日間の国会論戦がスタートしました。今回の通常国会は 3年に一度の参議院選挙を7月に控えていることもあり、例年のように国会を大幅に延期して審議をしていくことは難しい日程です。通常国会開会中には、参議院選挙の前哨戦と言われる東京都議会議員選挙もあり、その間はいわゆる政治休戦もあります。限られた時間の中で国民生活に直結する数々の法律案を成立させ、現状の問題点を改善していくことが強く望まれています。   今回の通常国会は、昨年11月に自民党と公明党を中心とする政権になってからの初の本格論戦です。安倍晋三首相は、本日の所信表明演説にて、「日本の未来を脅かしている数々の危機を何としても突破していく」としたうえで、「経済再生」「震災復興」「危機管理」に全力を挙げていくことに全閣僚が一丸となって取り組んでいくと述べました。その中で、最大かつ喫緊の課題を「経済の再生」とし、大胆な政策でデフレ、円高から抜け出し「強い経済」を取り戻すとしました。   また、安倍首相は所信表明演説の最後で、「『強い日本』を作るのは、他の誰でもなく私たちだ」と、自らの誇りと自身を取り戻そうと国民へ訴えました。 確かに、今日の日本の閉塞感を打破し、国民一人ひとりが笑顔で過ごせる社会を作っていくには、会議員のみでなく、国民にも協力を求めることは必要でしょう。国民一人ひとりが、それぞれの活動の場で、少しずつでも世の中をより良くしていくことを実現させていくことで、世の中の大きな流れを作っていくことは可能です。 国民一人ひとりが自身の健康について能動的に考え、健診というアクションをおこすことも、疾病予防・医療費抑制の観点から考えれば、小さい行為だけれど大きな協力といえるのではないでしょうか。

「がん検診の受診率」

がん検診

出所:厚生労働省ホームページより

※平成19年に実施された「国民生活基礎調査」によると、日本のがん検診受診率は、男性においては、胃がん、肺がん、大腸がん検診の受診率は3割程度であり、女性においては、乳がん、子宮がん検診を含めた5つのがん検診の受診率は2割台前半となっています。

「がん検診国際比較(子宮頚がん)」   「がん検診国際比較(乳がん)」

situation_img_graph02_2013

出所:厚生労働省ホームページより

 ここ数年、「結局、誰が何をやっても世の中変わらない」という風潮が漂っています。しかしながら、「あれが駄目。これが駄目」という批判ばかりでは世の中はより良くなっていきません。建設的な議論、そして前向きな行動を心がけることにより、自分たちが過ごしていく世の中を変えていくことはできます。ぜひ、行動を起こしましょう。

(坂田)

厚生労働省「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン」 http://www.gankenshin50.go.jp/campaign/outline/low.html 厚生労働省「がん検診の実施状況」 http://www.gankenshin50.go.jp/screening/situation.html  

広報部
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