2013年11月11日
川崎幸病院にて、地域ニーズに適応した選ばれる病院のセミナーを開催
11月8日(金)・9日(土)、社会保障の変遷の中、将来の方向性を模索されている医療機関の皆様のために2セミナーを開催いたしました!
ご多忙のところ、ご来場いただきました皆様には心より感謝いたします。
GHCスタッフ一同、セミナーの成功に向けて、数か月前から寝る間も惜しんで奔走しておりましたので、無事に終え、ほっとしています。
さて、両セミナーを開催するにあたって、
GHCの渡辺(代表取締役社長)、
よしかわ(米国グローバルヘルス財団理事長)という(いろんな意味で)最強コンビに加え、さらに強力な講師をお招きしました。
南国夢のリゾートハワイでトップを走る急性期病院、
クィーンズメディカルシステム・クィーンズメディカルセンター(505床)上級副社長/最高執行責任者(COO)のMark H. Yamakawa(マーク・H・ヤマカワ)氏です。
今回から両セミナーの様子を数回に分けてお伝えいたします!
■11月8日:川崎幸病院共催セミナー:激動の時代~一歩先行く地域医療~地域ニーズに適応した選ばれる病院になるために~
病院機能分化と地域連携
社会医療法人石心会川崎幸病院理事長 石井暎禧氏
はじめに、主催者を代表して
石井理事長が挨拶及び講演『病院機能分化と地域連携』を行いました。川崎幸病院(326 床・Ⅱ群/神奈川県川崎市:
http://saiwaihp.jp)は、「救急車を断らない」という強い信念のもと、診療科を問わずに急患を受け入れる北米型救命救急室(ER)と専任チームを整備し、救急車で運ばれてきた全患者の受け入れをめざしています。
講演で、石井理事長は、自院の属する川崎南部医療圏の「年齢別人口推移」と「年齢別入院需要の推移」を紹介しながら、今後の日本の最大の問題点として「高齢化にともない高齢者の医療費が拡大するが、医療費を担っていく若い世代の人口は減少していくこと」を問題提起し、「
この事情を理解しておかないと、急性期医療も慢性期医療も提供できない」と訴えました。
最後に石井理事長は、「
今後は地域において、どのような病院がどのような医療を担っていくのかという供給の問題も考えていかなければならない」と述べ、「
自院の得意分野は何か?という点に注目しながら引き続き地域医療に取り組んでいきたい」と今後の抱負を語られました。
患者のために理想を追い、挑戦し続ける石井理事長
次回は、引き続き11月8日に開催された川崎幸セミナーの模様をお伝えします!
お楽しみに。
(次回へつづく)
広報部 |
|
事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
|