2013年03月11日
マンスリーレポート3月号(第74号)を刊行! 様式1「予定・救急医療入院」の症例を分析
3月10日、
マンスリーレポート3月号(第74号)が刊行されました!
今月号の注目記事は、2012年度診療報酬改定で記入ルールが変更された様式1「
予定・救急医療入院」を取り上げた、特集「
様式1「予定・救急医療入院」について~「310 その他上記要件に準ずるような重篤状態」を考える~」です!
2012年度改定から様式1は、「
1.予定入院」「
2.救急医療入院以外の予定外入院」「
3.救急医療入院」の3択になり、データの入力方式も、1桁の数字を入力する方式から、1では「100」、2のでは「200」、3では「3**(理由を示す番号、301~310)」の3桁で詳細情報を明記するようになりました。
なかでも3の「
310 その他上記要件に準ずるような重篤状態」は基準が曖昧で、評価する医師によって解釈が分かれる可能性が高いです。また本項目は「救急医療管理加算」の患者要件と同じであるため、この判断が入院収益に影響を及ぼします。
そこで、「
310 その他上記要件に準ずるような重篤状態」と入力された症例に注目し、その現状を検証。各医療機関によって受け入れている患者、投入されている医療資源などの違いを分析し、分析結果から、適正な評価の重要性を考察しました。
市立大村市民病院医事課診療情報管理士
福田行弘氏の人気連載「
福田行弘のDPCの実務と今後の展望」のテーマは、「
DPC/PDPSコーディングマニュアル公開」です。
2013年度上半期を目途に公表予定の「
DPC/PDPS 傷病名コーディングマニュアル(Ver.1.0)」が作成されることになった経緯から具体的な内容、今後の診療情報管理士に求められる役割などについて解説しています。院内でコーディングにかかわっている方は必見です。
今月号も読者の方のご要望をもとに総力をかけて編集いたしました記事が満載ですので、ぜひご一読ください!
目次は以下になります。
■マンスリーレポート 3月号(第74号) 目次
■
・特集「様式1「予定・救急医療入院」について~「310 その他上記要件に準ずるような
重篤状態」を考える~」
・連載 福田行弘のDPC の実務と今後の展望
「DPC/PDPSコーディングマニュアル公開」
・病院ダッシュボードワンポイントレッスン
「DPC俯瞰マップ-基礎係数分析1-」
・今月の注目記事☆GHCブログより ほか
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