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2007年12月05日

祝! 四日市社保企画室、社保学会で学会賞受賞!

第45回日本社会保険医学会総会で、四日市社会保険病院(三重県四日市市)の企画室が、「経営企画室の立ち上げ経験」をテーマにしたプレゼンで学会賞を受賞しました! おめでとうございます。一緒に仕事させていただいたうちのコンサルタント芦田も大喜び[:チョキ:]    同院のユニークなところは、企画室を立ち上げる前に準備委員会を期間限定で設置したこと。医事課、経理課、庶務課、地域連携室、看護局、薬剤部、放射線部、検査部…と幅広い部署から選抜された13名の有志で構成されました。2カ月という期間限定で「マーケティングと広報」「ベッドコントロール」「地域連携での増患対策」など6つのテーマを設定し、各ワーキンググループのメンバーは日常業務の合間や業務終了後、休日まで使って日夜作業に取り組まれたそうです。また、データ提供など、病院全体を上げての協力体制もあって、メンバー内での討議と院内メールでのブラッシュアップを経た後、全報告を取りまとめた提言書が院長に提出され、幹部が集う管理者会議でも全提案をプレゼンテーションしました。  準備委員会が解散した後、院長直轄組織として経営企画室が創設。今年の11月からは、隣接する健康管理センターでも経営企画室が立ち上がったそうです。病院の方向性を考える経営戦略会議と、特務の実行を担う13の分科会も併せて創設され、コンサルタントから見てもボトムアップとトップダウンのやり取りや、意思決定から行動までのプロセスにスピード感、戦略の可視化が進んできたとのことでした。  プレゼンのなかで成功のポイントとして指摘したのは、「職員の熱い気持ちをいかに組織として紡いでいくか」。若手でもやる気のある人間に、情報や教育、チャレンジする機会を与えられる仕組みがあるかが重要とのこと。  どんな組織も、やはり一番の財産は「人」。その一人ひとりの力を引き出し、組織の改革につなげた素敵な貴重な例だと思います。



広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。