2008年01月24日
“平成濱塾”、卒業式
「
平成濱塾」――。
この言葉を見て、皆さんはどんなものをイメージするでしょうか? “塾”といえば、松下幸之助氏が私財を投じて設立した「松下政経塾」、福澤諭吉が建てた「慶應義塾」など、長い歴史を持つものもいろいろありますが、横浜市立大学附属市民総合医療センターで昨年秋より4回シリーズとして始まったのが、平成濱塾。ここでは、自院の今後について真剣に考える塾生が集い、切磋琢磨しながら学んでいるのです。
今日は塾最終日で、これまでの成果を報告する会ということで、私も相馬、有田に伴って、塾風景を覗かせていただきました。
午前に3チーム、午後に6チームが発表を行いました。各チームは3~5人編成で、いずれも他職種混合型です。看護部、薬剤部、病理部、リハ部、医事、経営企画…など、異なる部門・職種のメンバーが、共通点を見つけつつ、かつ、それぞれの視点から意見を述べ、分析を行うことで、非常に深く意義ある成果が出ていたと思います。現状を明らかにし、問題点を見つけることはもちろん、「じゃぁ、どうすれば良いのか?」というカイゼン策の提案にまで踏み込んだ発表でした。
午前午後ともに、全チームの発表後にはMVPを決定。見事、MVPに輝いた3チームには、表彰状の授与が行われました。
そして最後、塾長の石戸谷淳一・副院長が第1期平成濱塾の〆の挨拶を。
「松下政経塾などでは、日本の経済界で活躍する人を多く輩出しています。同じように平成濱塾も『これで終わり』というわけではなく、このメンバーがコアとなって院内を良い方向に導いていってほしい」
本日、塾生第1期生となる32人が修了書を受け取り、卒業されました。経営企画担当・鈴木元章課長からは「“気づき”が大事。気づきが積み重なって、“闊達”“創発”が生まれていく。そしたら病院はもっともっと良くなると思います。必ずや奇跡は起こります。“ハッピー・ハッピー”です!!」との力強い話もありました。確かに、たった4回の平成濱塾でしたが、その4回のなかでも、塾生の皆さんにはいろいろな気づきがあり、変化があったのではないでしょうか。回を重ねるごとに、個々の自主性、積極性が高まり、塾全体の“温度”も上がっていったそうです。
みなさん、お疲れ様でした! そしてご卒業おめでとうございます。
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広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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