2008年04月15日
新刊が出ましたので!
今日はちょっとお知らせです。
グローバルヘルス研究所編集本の第2弾、「DRGとDPC環境下で成功するためのアクションプラン~日米の成功事例から学ぶ~」が完成しました!
今回は、日本とアメリカの成功事例として、以下の4つの病院の話を掲載しています。
●アメリカの成功事例…
メイヨークリニック:経営管理部門最高責任者 ローバート・スモルト氏
●日本の成功事例…
横浜市立大学附属市民総合医療センター:前・病院長 杉山貢氏
済生会熊本病院:副院長 正木義博氏
特定・特別医療法人慈泉会相澤病院:事務局長 塚本建三氏
昨年発売された第1弾では、メイヨークリニックの医療の質委員長であるリチャード・ジマーマン医師(脳外科医)の話を掲載しましたが、今回はまたちょっと視点を変え、メイヨーの経営管理を統括してきたボブ・スモルト氏の話です。
日米における医療を取り巻く環境の共通点と相違点、そしてDRGの導入によってアメリカの医療界がどう変わったのか、変わらざるを得なかったのか、そのなかでメイヨーはどのような経営哲学を育んできたのか――。
そしてスモルト氏は、最後に次のように締めくくっています。
「効率性が上がれば患者さんはより良い医療を受けられるようになるでしょう。もし私たちが変化に対応できず、時代のニーズに見合ったサービスを提供できないならば、それはとても恥ずかしいことだと思います。」
「患者中心」という創立当時からの変わらぬ使命を守っていくためにも、変化をせざるを得ないということ。時代のニーズを謙虚に受け止め、変わらないものと変えていくものを常に認識しながら進化している、そんな印象を受けました。
変わらないものと変えていくものをうまく保つという点は、日本の3病院もやはり同じです。それぞれ「変わらないもの」は異なるし、どう変えていったのかもやはり違います。でも、この4つの病院の「変わらないもの」と「変えてきたもの」の話は、各病院さんにとって、自院について考える良いヒントを与えてくれると思います。
「DRGとDPC環境下で成功するためのアクションプラン」
発行:日本医学出版
編集 グローバルヘルス研究所
B5判/98頁
定価1,890円(本体価格1,800+税)
渡辺はこの3月、ボブ・スモルト氏に招待されメイヨーのポリシー・カンファレンスに行って参りました。ボブはメイヨーのポリシー・センター長でもあるのです。ボブが司会を勤めるカンファレンスの模様は
コチラのページをご覧ください
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広報部 |
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