2009年04月01日
GHC、周りに支えられてめでたく5周年を迎えました
3月30日で満5歳になりました! 愛犬ぽんちゃんの年齢ではありません(彼女は3月5日に3歳になりました)。
アキよしかわが米国でグローバルヘルス・コンサルティング社を立ち上げたのが2000年。そして渡辺が共同経営者として参画し、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンが誕生したのがちょうど5年前の3月30日なのです。
日本で生まれ、アメリカに渡ったアキよしかわがカリフォルニア大学バークレーの大学院に入ったのが21歳のころ。ここで医療経済学に出合い、1990年にスタンフォードに移籍後、7年間に渡って、よしかわが率いることになったのが「国際医療政策比較研究プログラム」でした。この当時行った研究1つに、当時は東京大学医学部に在職していた開原先生との共同研究、東京大学病院とスタンフォード大学病院の手術部の比較分析があります。
さらに、アジア・アメリカ・ヨーロッパ16カ国における急性心筋梗塞の比較研究を行ったのもこのころでした。そして、この研究を通して、アキは日本の医療の現状に衝撃を受けることになります。というのは、①日本にはアメリカのAMIレジストリーのようなデータベースが存在しない、②病院間で治療方法の選択に大きなばらつきがある、③多くの病院で医師は平均在院日数や院内死亡率、再入院率といった基本的な指標を把握していないことがわかったからです。
アキはこうした経験を経て、1997年秋にAPMという医療専門のコンサルティング会社のシニア・アドバイザーに就任。ここで日本の病院におけるベンチマーク分析にも携わるようになり、その後、2000年に独立してグローバルヘルス・コンサルティング社を創設。当初はあくまでも米国拠点で活動を行っていましたが、渡辺幸子の加入とともに、2004年3月30日にグローバルヘルスコンサルティング・ジャパンの設立に至るのです。これまでに延べ550施設以上の日本の急性期病院さんにコンサルティングサービスを提供させていただきました。
5年という年月は決してまだ長いとはいえません。でも、この5年という歳月の間にさまざまな出来事、出会いがありました。一緒に働く仲間も増えました。企業は、何らかの価値を社会に与えることができなければ存在する意味はありません。
GHCは、ミッションである「医療における質と経営の向上に向け、全知を傾け医療の発展に寄与する」を胸に、まだまだ駆け抜けていきます!
そして、今まで支えてくださった皆様に感謝の気持ちをお伝えするために、10月24(土)に、GHC5周年記念パーティーを開催します。
当日は、渡辺の恩師である田中滋先生(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)と、医師であり、弁護士、参議院議員(埼玉県選挙区)でもある古川俊治氏を招いて、ご講演いただきます。
ちょっと先のお話なので、日が近づいたら改めてご連絡させていただきます!
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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