2009年08月18日
ヒアリング対象病院の選定開始?
昨年も行われた、DPC評価分科会による、医療機関からの意見交換(いわゆる「ヒアリング」です)。今年は次のような項目で調査が行われることになっており、一部の病院にはすでに、ヒアリング対象を選定するためのアンケート調査票が届いているようです。
調査項目(
7月24日 DPC評価分科会の配布資料より)
(1)再入院及び再転棟について
①3日以内及び4~7日以内の再入院の割合ついて、他の病院と比べて大きな違いがある病院
②再転棟の割合が多い病院
(2)診療内容等について
①特定の診断群分類において、診療内容が他の医療機関と比べ、大きく異なる病院
②後発医薬品等の薬剤の使用状況が、他の医療機関と大きく異なる病院
③DPC導入前と導入後で、診療内容が大きく変化した病院
④データの質に関して確認が必要であると思われる病院
⑤その他
アンケート調査票では、上記の調査項目のうち、該当した項目に関する理由・説明のほか、導入しているソフト(医事会計ソフト、DPCコーディング支援ソフト、電子カルテ)名と各会社名、そして、それらのソフトに対する問題点や対応に関する自由記載が求められています。
7月24日に行われたDPC評価分科会の会合では、「ベンダーのヒアリングも行ってほしい」という意見が委員から出ていました。今回の調査は、ヒアリング対象の病院を選定するだけではなく、ベンダーへのヒアリング実施も視野に入れているのかもしれません。
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