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2013年07月26日

中央社会保険医療協議会 総会が開催されました

 7月24日、中央社会保険医療協議会 総会(以下、中医協)が開催されました。 今回の中医協では、 ・臨床検査の保険適用について ・平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)の調査票案について ・歯科用貴金属の随時改定について ・診療報酬基本問題小委員会からの報告について が、議題となりました。 130724中医協総会  今回の中医協では、中医協で行っている調査案件についての議論がなされました。  まず、「平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)の調査票案」について牛丸聡検証委員長・早稲田大学政治経済学術院教授より報告があり、承認されました。  平成25年度の特別調査は、既に調査を開始している「歯科医師等による周術期等の口腔機能の管理」の調査に加え、今回、「病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善についての状況調査」、「後発医薬品の使用状況調査」、「慢性期精神入院医療や地域の精神医療、若年認知症を含む認知症に係る医療の状況調査」、「維持期リハビリテーション及び廃用症候群に対する脳血管疾患等リハビリテーションなど疾患別リハビリテーションに関する実施状況調査」が追加され、合計5つの調査を実施します。また、今年度の特別調査の結果は、次期診療改定の議論の中では、「速報版」(10月下旬 以降に総会に報告予定)という形で対応していくことが報告されました。  続いて議論された調査は、診療報酬改基本問題小委員会から報告のあった「医療機関の部門別収支に関する調査」。調査内容については中医協で承認されました。しかしながら、同調査を今後継続するか、今年度で終了するかについては、中医協の前に開催された中医協の診療報酬基本問題小委員会の中にて、「引き続き継続」と「今年度で終了」という意見が分かれ、結論が出ませんでした。  継続側の意見としては、「診療報酬制度の不備をみつけるためにも、きちんとしたデータは必要である。そのような点も含め、本調査は長期的な診療報酬改定に反映させていくという視点で継続していくべきである」と指摘。一方、今年度で廃止すべき側の意見としては、「以前から指摘している通り、どこの病院も原価計算をやっていると思うが、部門別収益でやっている病院は少ない。そのため、本調査結果の診療報酬改定への反映は難しい」といったものが出されました。 このため、中医協としても、森田朗会長・学習院大学教授が「本調査の今後の取り扱いについては、(自分が)預かり、事務局と相談をする」という形になり、承認されました。  次回の中医協は7月31日(水)に開催予定と事務局より報告がありました。詳しくは、厚生労働省のホームページを参照ください。 中央社会保険医療協議会 総会 (第245回)議事次第 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000035f9g.html

広報部
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