GHCブログ

2010年01月01日

謹賀新年  渡辺さちこ

新年明けましておめでとうございます。

幸多き新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年3月、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは創立5周年を迎えました。 4人のスタッフでスタートしたGHCが、5年の歳月を経て、メンバーを増やし成長しながら、新たな一年を迎えることができたのは、ひとえに、素晴らしいビジョンを持った多くの病院の皆さまに支えていただいたおかげです。

そして昨年10月には、お世話になった皆さま方に感謝の気持ちをお伝えすべく、5周年記念のシンポジウムを開催させていただきました。記念講演には、慶應義塾大学大学院教授経営管理研究科の田中滋先生、参議院議員で弁護士・医学博士・慶應義塾大学教授でもある古川俊治先生のお二人にご登壇いただき、貴重なお話をお聞かせいただきました。

政権交代が起きた2009年の「今年の漢字」は、「新」。 5年という節目を迎えたGHCにとっても、大きな転機の年でした。

一つは、ミッションとビジョンを達成するために行動規範を作成したこと。 自由と創造 誠実さと謙虚さ 責任と結果 この3つの視点をもとに皆で作成した行動規範を常に心に抱き、自分たちの行動を振り返り、医療機関へ今まで以上の価値を提供していきたいと思っています。 そしてその際、決して忘れてはならないのが国民の便益です。クライアントである医療機関の便益はもちろんのこと、それが必ず国民の便益につながることを肝に銘じ、一人ひとりのメンバーが満足を超えた感動を提供できるよう、日々、努力していきます。

また、昨年末には『“患者思い”の病院が、なぜつぶれるのか?』という書籍も幻冬舎より発行させていただきました。このなかで私が伝えたかったのは、「No Margin, No Mission(利益なくして、果たせる使命なし)」、そして今までにもセミナー等でお話させていただいていた、「医療の質と経営カイゼンを両立させる手法」です。

米国グローバルヘルスコンサルティングを設立してから14年。そしてグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン設立からの5年という歳月で得た経験やノウハウを基盤に、2010年はさらなる飛躍の年にしたいと思っております。

クライアントである医療機関への直接的なコンサルティングサービスはもちろんのこと、社会に対して、がんをはじめとした臨床分析の結果を発表したり、自治体病院の地域別人材育成や学会のサポートさせていただいたり、非営利的活動にも力を入れて参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。




2010年元旦 グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン 代表取締役 渡辺さちこ

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広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。