2013年08月30日
看護必要度共同勉強会を開催しました!
8月24日・25日に東京ビックサイトで第17回日本看護管理学会学術集会が開催されました。その前日である8月23日に東京八重洲にて、23病院参加の看護必要度共同勉強会を実施しました。当日は事務局である滋賀医大藤野看護部長の挨拶から始まり、全国津々浦々から実に51名の参加のもと、病院名公開で看護必要度データの内容についてディスカッションを行いました。
GHCが分析を担当する同勉強会は、今年で第3回を迎えます。看護必要度データは1患者1日1データであり、データには病名や在院日数などの情報は付加されていません。しかし、DPCデータと紐づけることによって、疾患の特性に応じた分析、病院間の比較が可能となります。
今回の共同勉強会では、
エダラボン投与の脳梗塞及び、
大腸の悪性腫瘍手術を取り上げ退院基準について各病院比較を行いました。入院後経過日で病院ごとに重症度が大きく異なること、術後1日であっても実施している看護の内容が違うことに驚きの声が聞かれました。
現在、看護必要度データに関する調査が「
入院医療などの調査・評価分科会」の中間とりまとめで報告されていますが、今後入院基本料の設定、病床機能分化など様々なところでデータが活用されていくことは間違いありません。同時に「
急性期病床の重症度は何%がボーダーラインになるのか」という点は全国の病院で非常に注目されているところです。
GHCでは看護必要度データ分析をコンサルティングとして提供しております。
看護必要度データ精度に関するご相談、ぜひご連絡ください。
看護必要度共同勉強会の様子
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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