GHCブログ

2011年02月25日

テレビ東京の『カンブリア宮殿』に上山博康先生と真野俊樹先生が登場 !

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24日に放送された『カンブリア宮殿』(毎週木曜日22時テレビ東京)にGHCHPの実績紹介でもご紹介させていただきました(/works02.php?eid=00009)旭川赤十字病院の脳神経外科第一神経外科部長 脳卒中センター長・上山博康先生が出演されていました。 また、番組の中で医療経済の専門家として、マンスリーレポート(/report.php)でおなじみのGHCエキスパートアドバイザーでもある多摩大学教授の真野俊樹先生が取材された様子が映っていました。

同番組では、芥川賞作家である村上龍さんをインタビュアーに、サブインタビュアーとしてタレントの小池栄子さんをおき、カリスマ経営者や最新技術の開発者など多様な分野の第一人者をクローズアップしています。

24日の放送では「日本の医療に警告!北の大地の天才脳外科医」と題し、上山先生の天才的な医療技術や治療に対する姿勢、日本医療の問題などに焦点があてられていました。

真野先生が登場されたのは、日本の医療費の増大に関する問題について番組スタッフが医療経済の専門家に取材した場面。 真野先生は、「新しい技術が使われた高額の医療材料は増えているため、医療費をどんどん圧迫することになる。この材料費をなんとか減らしたいという気持ちが政府のほうにある」といった主旨のコメントをされていました。

そうした現状を受けて、上山先生は「できる限り、コストをかけずにクオリティーを落とさない努力が絶対に必要」と発言。 医療材料費の削減に成功した、上山先生自らが考案した脳神経外科の技術を使った手術の様子などが映し出されていました。

また、上山先生は歯科医療の場で実施されている「混合診療」が医療に導入される可能性を述べ、医療にお金をかけられる人とかけられない人で提供できる治療に差がでることを危惧され、「死に直結する心臓病、がん、脳卒中は混合診療のわくからはずしてほしい」と主張。 最後に、政策をつくる立場の人々に向けて、限りある医療資源のなかで可能な限り平等な治療が受けられる社会を構築できるように、制度的に日本医療を立て直してほしいことを訴えていました。

「やれることはやる」。上村先生は質の高い医療を提供するために放送のなかでこう語っていました。 これからの病院経営には、医療資源や限られたコストなど有限の条件のなかで、できない理由をあげるのではなく最善を尽くしていく意識が必要なのかもしれません。


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広報部
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