2011年03月25日
第1回「看護必要度勉強会」開催!
(「病院ダッシュボード全国ツアーin名古屋」参加者募集中!! 詳細はこちらから→
/seminar/)
3月18日に京都にて代表世話人の滋賀医科大学付属病院看護部長藤野みつ子氏の進行のもと、第1回「
看護必要度勉強会」を行いました。全国から6病院14名の方々が参加。参加者による活発な議論が繰り広げられました。
同勉強会は、2008年度診療報酬改定により施設基準の算定要因となった看護必要度データと、DPCデータをひもづけた分析を通して、各病院の分析結果から、改善点や課題などを話し合い、医療の質・経営の質向上につなげるということを目的としています。
きっかけは2009年7月に開催した滋賀医科大学医学部附属病院看護部とGHCとの勉強会です。
「看護師傾斜配置と退院基準・リハビリ評価」をテーマとし、看護必要度データとDPCデータを用いた分析をもとに、意見を交換しました。
その後さらに2回の勉強会を開催し、診療報酬体系への提言を一つの目標として議論を深めていくとともに、より多くの病院のデータを集計することによる勉強会の拡大を検討しました。
その後、GHCブログ(
/ghcblog/index.php?d=20100317)でもご紹介いたしましたが、賛同いただける病院を募り、2010年8月に開催された「
日本看護管理学会」にて「
急性期看護補助体制加算からみる看護の質の可視化 ~ベンチマークによる看護必要度分析の新たな展開~」と題し、同勉強会で重ねられてきた議論や分析結果をもとに発表いたしました。
そして今回、改めて会則などを明確化し、「
看護必要度勉強会」として勉強会を開催するに至りました。
今回の「
看護必要度勉強会」では、「本当に必要な看護行為だったのか」「看護の質を図る新たな指標はないか」などについて探り、「経営改善」や「看護の質向上」につなげていくことが重要であることを共有しました。
また、医事課の参加者からの「重症度の数値については意識しているものの、看護必要度として蓄積しているデータの中身については全く知らず、検討したことがない」という発言に対して、「看護業務は他職種とのかかわりの中で生まれてくるものが多く、医事課や他コメディカルにもデータに興味を持ってもらいたい」という意見があがりました。
同勉強会の内容から明らかになった課題などを検討し、今年8月に開催される「日本看護管理学会」に向けて、研究を進めて参ります。
ご興味のある方は下記アドレスよりご連絡下さい。
★看護必要度分析担当:GHC上村(huemura@ghc-j.com)
「看護必要度勉強会」の様子
※「病院ダッシュボード全国ツアーin名古屋」開催のお知らせ!
4月16日(土)に愛知県名古屋市にある、ポートめっせ名古屋(名古屋国際展示場)にて病院ダッシュボードのセミナーを開催します! 参加ご希望の方や詳細については下記をご参照ください。
/seminar/■「病院らしんばん」コラム 更新中!
■—–
広報部 |
|
事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
|