GHCブログ

2012年01月01日

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。




2011年は日本にとってまさに試練の1年でした。3・11東日本大震災による未曾有の大惨事、そして福島原発の放射能汚染の恐怖。私達にできるのは義援金送付、節約、ボランティアでしたが、それらを通して日本人が忘れかけていた「」を思い出し、徐々に取り戻すこともできたような気がします。私達が忘れてはいけないのは、世界中から心打つ支援と感動、そして勇気をもらったことです。私たちは、この大惨事が今でも続いていることを忘れてはいけません。

政治・経済に目を移すと、政治のさらなる混迷、財政のさらなる赤字(2012年度政府予算案は実質96兆円と過去最大)、不況による学生の就職難、過去最大の円高、そして日本国債格下げなど厳しく不安なニュースが多かった年でした。日本には強力なリーダーシップが求められているだけでなく、私達国民の一人ひとりにニッポンを良くしようという自覚と責任が必要だ、と痛感しています。

2011年の世界情勢も激動の年でした。中東・北アフリカ諸国の大規模反政府デモ・民主化運動、「アラブの春」で幕を開けた長期独裁政権の終焉、ビンラディン容疑者の暗殺、金総書記の急死など独裁者が次々と倒れ、そして世界経済は欧州のソブリン危機、高失業率、米国債格下げなど、暗いニュースが続きました。2012年、世界はどう動いていくのでしょうか。

グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、2012年3月で創立丸8年になります。これまでの急性期病院のコンサルティング、そしてDPC分析ソフトのEVEに加え、2011年4月には「病院ダッシュボード」の提供を開始し、ユーザ病院様からより高い評価を賜ることができました。このようにGHCが今日に至ることができましたのは、皆さまからの暖かいご支援と指導があったからに他なりません。   昨年11月、GHC社員一同は、我らがよき友であるメイヨークリニックの前経営総括責任者Bob Smoldt氏と前CEOであるDr. Denis Corteseの招きにより、アリゾナ州スコッツデールのメイヨークリニックで研修を受けました。(研修の様子はGHCブログ/ghcblog/11月2-3日をご参照下さい)。「患者第一主義」の信念が臨床現場で生き生きと実践されているのをメイヨーで目の当たりにし、心底感銘しました。我々はメイヨーのようなエクセレントホスピタルから学び、これからも医療の質を上げながらの病院改革を実践して参ります。

右からGHC代表取締役社長渡辺幸子、Bob Smoldt氏、 Breeann Adleman氏、Dr.Natalie Landman、Dr.Denis Cortese、 グローバルヘルス財団理事長アキよしかわ




国民の命を守る医療について、我々GHCは個別病院の経営支援にとどまらず、日本の医療を良くする為の政策提言を行える組織になりたいと考えています。

今年一年も皆様に最大限の価値を提供すべく、GHC一同躍進してまいります。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

GHCの看板娘(渡辺の愛犬) メアリー・ポンポン(通称ぽんちゃん、たこやき…)

広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。