GHCブログ

2012年04月09日

救急車を呼ぶ前の自己診断webサービス 東京版救急受診ガイド

全国各地で桜は見頃を迎え、週末はお花見を楽しまれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。 昨年は、東日本大震災の影響でお花見を自粛された方が多かったようでしたが、今年は夜遅くまで桜を肴に宴会を楽しむ多くの人の姿を目にしました。 そのため、急性アルコール中毒で救急搬送された人数は昨年の数倍にも及ぶそうです。 急性アルコール中毒は重症の場合には、命を落とす危険性もあります。お花見では、節度をわきまえた飲酒を楽しんでくださいね。 さて、救急搬送に関連した話題ですが、東京消防庁では、4月、「東京版救急受診ガイド」をホームページに掲載しました。 これは、これまで患者さんが病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきかなどを迷った際に、「症状に基づく緊急性の有無」、「受診の必要性」、「医療機関案内」などのアドバイスを電話で受けられたサービス(「救急相談センター(通称:#7119)」)のweb版。 同サービスでは、主に19の症状について、web上に掲載されているチェックシートで自分自身の症状を確認していくことによって、傷病の緊急度などに関するアドバイスを得ることができます。同サービスは全身のイラストとともに大きな文字で質問項目が掲載されており、大変わかりやすく作られています。 詳しくはこちらから↓ 東京版救急受診ガイド http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kyuuimuka/guide/main/00kiyaku.html 「東京版救急受診ガイド」ポスター こうしたサービスが社会に浸透していくことによって、軽傷の患者さんからの救急車出動依頼の減少にもつながっていくことでしょう。 参考資料:東京消防庁ホームページ http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。