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2012年04月23日

平成24年度診療報酬改定疑義解釈(その2)公表

22日、新潟県佐渡市で国の天然記念物トキのひなが誕生しました。自然界でトキの卵が孵化したのはなんと、36年ぶりとのこと。 暗い話題が多い現在、このタイミングで誕生した新たな生命が順調に成長してくれることを願うばかりです。 さて、23日、平成24年度診療報酬改定に関する「疑義解釈(その2)」が厚労省のホームページに公開されました。 その気になる中身は、下記からご覧いただけます↓ http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/dl/zimu2-2.pdf疑義解釈(その2)」は、医科、DPC、歯科、調剤、訪問にカテゴリー分けされ、文書の最後に(その1)における修正点が記載されていました。 (その1)と同様に、Q&A形式でまとめられ、大変読みやすい資料です。欲を言えば、目次がついていたらさらに、読み手が疑問に思っている内容を探しやすいかと思いました。総ページ数は(その1)の総ページ数97ページと比較すると(その2)はかなり少なく27ページ。 DPC部分では、悪性腫瘍の患者に対して、入院日3を超えて化学療法が実施された場合に算定することができる薬剤と算定することができない薬剤が明確になりました。具体的には、抗悪性腫瘍剤に係る薬剤料は算定できませんが、同日に使用された制吐剤に係る薬剤料は算定できるそうです(DPC:問9-5から)。 そのほかにも、悪性腫瘍の患者に対しての薬剤などの算定方法が掲載されていますので、ご参照ください。 疑義解釈(その2)DPC部分 疑義解釈」は、(その1)が3月20日の事務連絡として発表されました。 今回は4月20日。(その3)があれば5月20日前後に発表される可能性は高いです。 医療関係者の方は、5月20日前後に厚労省のホームページの新着情報をチェックしておくと良いかもしれません。 参考資料:厚労省ホームページ「疑義解釈(その2)」 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/dl/zimu2-2.pdf

広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。